チャンピオンズリーグ:バルセロナ×セルティック 感想 | FCバルセロナファン

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にわかバルセロニスタによるゆるい日記。

 さて、チャンピオンズリーググループG、バルセロナ×セルティックがバルセロナのホーム、カンプノウで行われましたよ。
 バルセロナの先発は、
GK:バルデス、
DF:アドリアーノ、マスチェラーノ、マルク・バルトラ、アルバ
MF:ソング、シャビ、イニエスタ、
FW:ペドロ、メッシ、サンチェス。
センターバックはバルトラとマスチェラーノ。ブスケツは以前のベンフィカ戦で一発退場となり、出場停止処分。これは納得出来ませんでした。バルセロナは異議申し立てを行うと発表していましたね。というわけで、スタンドでアウベス、プジョル、ブスケツが私服で並んで観戦している姿が見られました。


ワンチャンスを生かすセルティック。
 前半開始直後からバルサの時間が続きます。セルティックはほとんどチャンスなし。セルティックは引き気味で、タマ際もそんなに激しく来るという感じではありませんでした。
 バルセロナが試合を支配していた中で、セルティックがワンチャンスをモノにします。右サイドで得たフリーキックをゲルキオス・サマラスが合わせて先制。発表ではサマラスの得点ということになっていましたが、実際はマスチェラーノのオウンゴールでしたね。何にしても、今のバルセロナのセットプレーに対する守備は不安そのもの。

見事な崩し。
 前半終了間際、メッシからイニエスタの足下へ、鋭いパスが入ります。これをイニエスタがシャビへダイレクトで落として、ディフェンスを振り切って走り込みます。そしてシャビからもう一度イニエスタが受けて、右足で流し込みました。とても狭いところ、密集地帯のペナルティーエリア内の中央を見事に崩しました。トップスピードで走り込む選手、ハイスピードのパス、ダイレクトパス、あの狭い中でこれだけの質の高いプレーを見られてとても興奮しました。バルセロナでしか見られない素晴らしいプレーの連続でしたね。


 後半は、セルティックの方もカウンターだけでなく、ボールを保持して攻撃するシーンが見られました。しかし決定的なシーンはバルセロナの方が多かったですね。中盤から終盤にかけてはバルサの猛攻が見られました。勝ち点3を取りに行くバルセロナと、このまま引き分けで終わりたいセルティックと言った様相でした。バルサはペドロに代えてテージョ、アレクシスに代えてビジャを投入します。かなり引いて集中して守る相手にバルセロナはなかなか得点出来ません。セルティックのゴールキーパー、フレイザー・フォースターの好セーブも何度かありました。
 
まさに終了間際。
 90分のビジャのシュートはポストにはじかれ、もうダメかと思った後半アディショナルタイム、ついにバルサは勝ち越します。アドリアーノのクロスに左サイドから走り込んだジョルディ・アルバが押し込みゴール。アディショナルタイムが4分取られたこの試合のほとんどラストのプレーだったと思います。ついに訪れた、劇的なゴールでした。

 バルセロナは先制されながらもホームでしっかり勝ち点3をもぎ取りました。なんだか最近、劇的な勝利という表現がぴったりな試合が多い気がしますね。怪我人が重なる中で守備の不安が拭いされないですが、このまま、取られても取り返すサッカーを見られることを期待しています!(若干心臓に悪いけど。)