さて、チャンピオンズリーググループG、ベンフィカ×バルセロナがベンフィカのホーム、エスタディオ・ダ・ルスにて行われましたよ。
あの苦しい試合となったセビージャ戦から中二日、バルセロナはあの試合とほぼ同じメンバー、現状のベストメンバーで臨みます。
プジョルが怪我から復帰したので、セビージャ戦でセンターバックに入ったソングのところにはプジョルがスタメンで入りました!
メッシ2アシスト。
6分にアレクシス、56分にセスクが得点を上げ、0-2でバルセロナは勝利しました。
この2得点ともアシストしたのはメッシでした。
6分の先制点では左サイドからシュート性のクロスをあげ、アレクシスの得点をお膳立て。触れれば1点という様な見事なクロスボールでした。
そして、圧巻だったのがセスクへのアシストをした2点目。メッシがドリブル突破で相手ディフェンダー5人の注意を引き、左サイドへ走り込んでいたセスクへスルーパス。セスクは落ち着いてニアサイドに蹴り込みました。
メッシが相手陣内の真ん中当たりからのドリブルで、しかもトップスピードでドリブルできるとそれだけで大きなチャンスになりますよね。
真ん中で相手ディフェンターを引きつけるのでサイドから走り込んできたセスクはフリー、さらに言うと大外にいたアレクシスもどフリーでした。
いいときのバルセロナの得点パターンの一つですよね。
イニエスタ復帰。
のこり20分程、セスクに代わってイニエスタが入りました。
クラシコ前のイニエスタの復帰は非常に大きいですよね。出場時間はそんなに長くはありませんでしたが、怪我をする前の無双だったイニエスタのまま戻って来てくれた様な気がしますよ。短い間ながらもセスクとは違う点、ドリブルというところで魅せてくれたシーンもありました。
プジョルが怪我。
コーナーキックの接触でプジョルが怪我をしてしまいます。そのままプジョルはソングと交代。
飛び込んだあとの着地の際に肩から落ちてしまい、立ち上がれずそのまま担架で運ばれました。かなり痛がっていたように見えたのですが、心配です。クラシコには…
ブスケツ一発レッド。
終盤いらだつベンフィカはかなりハードにタマ際を当たりに来て、中二日のバルセロナの選手たちが心配でしょうがなかったですよ。
その後ブスケツが一発レッドで退場。うーん不可抗力のようにも見えましたが、ちょっと事実関係は分かりませんでした。
終盤になってかなり荒れ模様の試合となってしまいました。
今日のバルセロナはショートパスの繋ぎがよく、特に後半はほぼ試合を支配していました。ティトバルサになってからロングパスが多用されるようになったという話がありますが、この試合ではショートパスで攻撃の糸口を探っていくような攻めが中心でしたね。
今日はメッシが相手を引き付けて空いたところへ、というような攻撃での得点も生まれましたし、今度は、中央で細かく繋いで逆サイド、という様な得点も見たいですね。