チャンピオンズリーグ:スパルタク・モスクワ×バルセロナ 潤滑油イニエスタ。 | FCバルセロナファン

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にわかバルセロニスタによるゆるい日記。



 さて、チャンピオンズリーググループリーグG、スパルタク・モスクワ×バルセロナがスパルタク・モスクワのホームスタジアム、ルジニキ・スタジアムにて行われましたよ。
ロシアのモスクワで、気温1度の中で行われたこの試合。バルデスがネックウォーマーやタイツなどを着て対応していましたね。シャビやマスチェラーノなどは半袖でしたが、さすがにキーパーは寒いですよね。。。

 バルセロナの先発は、
GK:バルデス
DF:アルバ、マスチェラーノ、ピケ、アウベス
MF:ブスケツ、シャビ、セスク
FW:イニエスタ、メッシ、ペドロ
となりました。
グアルディオラ監督時代はアタッカーでの出場も多かったイニエスタですが、久しぶりに左のアタッカーとしての出場でしたね。
 
 この試合にバルセロナはアウベスのミドルシュート、メッシの2得点で0-3で勝利しました。
久しぶりの完封勝利となりましたね。
 バルサの得点は全て前半で、内容的にもほぼ前半のうちに決めた試合でした。
モスクワは5バック気味で引いて真ん中にブロックを作り、ホームとはいえ守備からじっくり受けるという姿勢でした。ボールを奪うとフィニッシュまで行くシーンも見られましたが、いかんせん決定力が無かったですね。
逆をいうとバルサはクロスなどからシュートチャンスを与えてしまっていました。モスクワのシュートは枠を大きくはずれてしまうシーンが多かったのであまりピンチという感じはしなかったのですが、決定力のあるフォワードがいるチーム相手だとすると怖いところですね。
 バルサはアウベスの先制点が前半15分あたりの速い時間帯で入ったこともあってか、全体的に落ち着いた試合運びでした。
中盤の選手達の距離感がとても良く、ショートパスでモスクワのブロックを揺さぶりながらプレーしていましたね。1試合通して試合を支配していて、後半などは得点こそなかったものの、そのポゼッションによってモスクワにも疲労の色が見え、大きなピンチもなく、完勝といっていいかも知れません。


潤滑油イニエスタ。
 今日のバルサは引いて守る相手に対して、両サイドアタッカーをワイドにとってスペースをこじ開けるという感じではありませんでした。イニエスタが中盤に落ちて来てボールをさばいたり、裏も狙うという感じで、バルサの他のアタッカーの選手とは明らかに違うプレーぶりを見せていました。そして前線よりも中盤でのプレーの方が多い。このあたりが今日のバルサがスムーズに攻撃ができた原因だったのではないでしょうか。
もともとバルセロナの前線はポジションがあってないようなものなのかも知れませんが、選手同士の相性か、イニエスタがこのポジションで出るとバルセロナのパスサッカーが上手く回っていく気がしました。
まさに潤滑油イニエスタ。


 祝!決勝トーナメント進出決定!