スーペルコパ1st Leg クラシコ バルセロナ×レアル・マドリード 無双イニエスタ。 | FCバルセロナファン

FCバルセロナファン

にわかバルセロニスタによるゆるい日記。

さて、今シーズン最初のクラシコとなるスーペルコパの1st Legがバルセロナのホーム、カンプノウで行われましたよ。
スーペルコパというのは、昨シーズンのリーガエスパニョーラ王者と昨シーズンのスペイン国王杯王者が、シーズンの最初にホーム&アウェーで激突するカップ戦です。
ちなみに昨シーズンのスーペルコパの対戦も同じクラシコでした。これにペップバルサは勝利しています。

両チームのスターティングメンバーで個人的に驚いたのはバルセロナはアドリアーノ、レアルはカジェホンを使ってきたことですね。
クラシコでは何かと話題の尽きないペペに関しては、開幕戦のカシージャスとの交錯プレーが原因でクラシコには招集しない、というのは事前に発表されていましたね。そのペペに変わってセルヒオ・ラモスとセンターバックコンビを組むのはアルビオルです。
開幕戦で2人そろって調子が良さそうだな、と思ったアルゼンチンホットライン、イグアイン、ディ・マリアがベンチスタートなのが不気味です。
クラシコにめっぽう強いプジョルがスターティングメンバーにいないというのは少し残念でした。


バルセロナ先発は、
GKバルデス
DFは左からアドリアーノ、マスチェラーノ、ピケ、アウベス
MFはブスケツ、シャビ、イニエスタ
FWは左からペドロ、メッシ、アレクシス、となりました。


アウベスがヒゲを剃って見慣れた姿になってました。僕も普段からヒゲを蓄えているんですが、剃るタイミングはどうしているのかアウベスに聞いてみたいですね。

前半の最初はお互い攻め合いますが決定的なシーンは生まれず、レアルの高い位置からの積極的なディフェンスをかいくぐりバルセロナが徐々にポゼッションし始めます。
そうなると効果的なレアルのカウンターですが、バルセロナはマスチェラーノとピケを中心にカウンターの芽をうまく摘んでいたように思います。ただ時折ベンゼマの強さも見られました。エジル、ロナウドの動きのキレはまだまだ期待以下の出来というところでしょうか。
そしてバルセロナはイニエスタがとにかく調子が良さそう。今日はイニエスタ無双。

前半はお互いチームの特徴が出ましたが、バルセロナの選手のコンディションの良さが随所に見られ、結果としてはゴールチャンスもバルセロナの方がありましたね。




後半立ち上がりはレアルの方が押し込んでいましたよ。
バルサもアレクシスのいい飛び出しなどが見られ始めましたが、55分、エジルのコーナーキックからロナウドがヘディングでネットを揺らします。なにげにこれでロナウドはカンプノウでは4戦連続で点を取ったらしいです。さすがだな。クリロナさん。

この一発があるんだよなーとテンションがすこし下がったのもつかの間、マスチェラーノのロングパスに反応し抜け出したペドロが同点弾。
開幕戦に続き、さすがの決定力を見せつけるペドロ。俺たちのペドロが帰って来た!

その後試合は動きが出始め、お互い攻め合う面白い展開。
レアルはベンゼマに変えて、開幕戦で動きがよく、点も取ったイグアイン、続いてカジェホンに変えてディ・マリアが出てきます。
うーんこの流れでの交代出場、元気なディ・マリアさんは怖すぎます。怪我がちな選手ですが、出るときは先発出場の多いディ・マリアさん、途中交代ってかなり効果的ですよね。横の動きの速い変態ドリブルをしますよね。

そんな不安を吹き飛ばしたのは今日は無双のイニエスタ。
効果的なドリブルを仕掛け、ペナルティーエリア内でセルヒオ・ラモスに倒されPKを獲得します。
これをメッシが決めてバルセロナが2-1とリードします。
僕はクラシコでPKで点が入るのって、なんだかんだ試合後に紆余曲折がある印象なのでなんだかわだかまりが残って嫌なんですが、今回のは間違いなくPKでした。レアルの選手も審判に詰め寄ったりはしてなかったように思います。
このメッシの得点直後、喜んで興奮した1人のファンが入ってくるというシーンが見られましたよ。

その後バルセロナはアレクシスに変わってテージョが入ります。テージョは坊主になってました。かなり短めの坊主。腕の墨も相まってなんだか怖いよテージョ。

それはさておき、今日は無双のイニエスタからバルセロナに追加点が生まれます。無双ドリブルでレアルディフェンダーをかわし、引きつけ、シャビへのスルーパス。これをシャビが難なく決めてバルセロナが3-1とします。

そのシャビの得点後にもイニエスタからメッシへのスルーパスでバルセロナにビッグチャンスが訪れますが、ここはカシージャスのナイスセーブ。
いい流れで今日は勝ったなーもう1点くらい入るかなーと思っていたところ、



入りましたよ、1点が。



レアルに。



orz...


   


85分、バックパスの処理を誤ったビクトール・バルデスがディ・マリアにボールを奪われ、3-2。
まあ、たまにありますよね、そんなこと。
バルデスだからすぐ許せちゃいますよ、僕は。
さぞかしマリア様が鬼の形相だったんでしょう。

このままスコアは動かず試合終了。
バルセロナは勝ったものの、痛いアウェーゴール2点をレアルに献上してしまいました。
2nd Legはアウェーのサンチャゴ・ベルナベウでの試合ということで難しい試合になりますね。


僕が今日印象に残ったレアルの選手はコエントラン。
コエントランはレアルに入って来てすぐに適応していた様な気がするんですが、特にピボーテで使われている時に、運動量も多いし前線への飛び出しがいい選手だなあと思っていたんですが、今日はアレクシスをほとんど止めていたし、サイドバックでもディフェンスもいい選手なんですね。


バルセロナはタイトルの通りイニエスタでしたね。
前半開始早々のダブルタッチのキレ具合からして無双でした。
彼はやっぱりアタッカーより真ん中ですよね。今シーズンはアタッカーは充実しそうなので、真ん中でのイニエスタをたくさん見たいですよ。

いやーさすがにクラシコ、面白い試合でした。