日本ダービーは快晴の東京競馬場で行われた。
１１年ぶりの牝馬参戦で注目が高まったこのレース。
勝ったのは。
６４年ぶりの牝馬の快挙、ウオッカ
２着には人気薄のアサクサキングスが逃げ粘り、
３着にはアドマイヤオーラが何とか入った。
ダントツ１番人気だったフサイチホウオーは、
最後の直線で伸びず、馬群に沈んだ。
ウオッカの圧勝だった。
演出したのは、ヴィクトリーの出遅れ。
だれもが、ヴィクトリー、サンツェッペリンが速めのペースで
逃げて、後続にも脚を使わせての消耗戦を予想していた。
実際には、ヴィクトリーは２コーナーまでは、後方追走。
向こう正面でかかり気味に３番手まで上がっていってしまい、
ここで、この馬は終わり。
予想よりペースが遅く、しかし、決してスローではない。
ヴィクトリーが上がっていったころ、
フサイチホウオーもかかってしまい、５番手まで押し上げる。
これが最後に効いてしまった。
そのすぐ後ろがアドマイヤオーラ、さらに３頭ぐらい後方に
ウオッカが落ち着いてつけていた。
直線で、マイペースで逃げていたアサクサキングスが
逃げ込みを図るなかで、
直線真ん中から抜け出てきたのがウオッカ。
一気に抜き去ると最後は３馬身も話してゴール。
馬の状態も桜花賞は余裕残しの調教で伸びなかったが、
今回は、しっかり調教してきたという
スッキリした馬体。強かった。
四位騎手も、ついにダービージョッキーの仲間入りでした。
まぁ、ダービージョッキーって呼ばれるには、騎手の格も必要だしね。
２着のアサクサキングスは、前回のＮＨＫマイルを除くと、
東京のレースは強いかな。
３着のアドマイヤオーラは、完全にフサイチをマーク。
勝負付けが済んでからの追い込みでは仕方ないね。
フサイチのアンカツ、松田国厩舎は、オークスで、
ダイワスカーレットを回避させてしまう運のなさが響いたかも。
武豊騎手を交代させたアドマイヤ、松田博調教師。
マツパクさんは昨年から、Ｇ１ではすべてあと一歩。
自分の運のなさを武騎手のせいにしていただけだね。
一方の武豊騎手は、直線で一瞬見せ場があったが、
まぁ、馬の能力不足というか、まだ成長不足でしたね。
今回は皇太子殿下が観覧していましたね。
四位騎手も、天皇陛下が観覧した時の松永騎手と同様に、
ヘルメットをとってお辞儀。これがいいね。
皇室が観覧に来ると、牝馬が強いのかなぁって思った。
さて、馬券はというと、
昨日書いた通り、全てフサイチホウオー絡み。
これが来なけりゃ、終わりだったわけで。
今回も３連単は２００万円。
人気薄の８枠の馬ってことですか。
最後の目黒記念では、
ポップロックが順当勝ちしたが、
あと一歩まで追い詰めたのが、
３歳のココナッツパンチ。
５１キロの斤量もあったかもしれないけど、
３歳馬が、５月に古馬と混じった重賞で２着。
ダービーに出したかったなぁ。
さぁ、気を取り直して安田記念に向かおう。
荒れるＧ１安田記念ですが、
今年は他のレースが荒れすぎなので、
意外と荒れないかもって思うけど。
１番人気はダイワメジャー、
２番人気はスズカフェニックスかな。
でも安田記念ってＳＳ産駒が勝ったことないんだよね。
府中の１６００メートル。
スピードの持続性とスタミナ勝負。
注目はエアシェイディ、エイシンドーバー、
コンゴウリキシオー、スーパーホーネット、
そして香港の２頭ってところかな。