こんにちは。
バブアー(BARBOUR)の通販店舗【バブアーマニア】の店主高取です♪
ごらんいただきありがとうございます。
今日はバブアー製品になくてはならないオイルドクロスについてのお話です。
生地にオイルをコーティングしたものをオイルドクロスと言います。
オイルドクロス製品では他に「フィルソン」や「ベルスタッフ」「バーバリー」などのブランドがあります。
「マッキントッシュ」はゴム引き素材で、コットン生地にゴムを圧着した生地を使って作られていて、オイルドクロスではありません。
同じく洗濯表示はすべて×になっています。
バブアーに限らずですが、オイルドクロス製品はアウトドアの厳しい環境下での使用を想定して作られています。
元々は漁師や水夫たちの労働着として。
その後、乗馬、狩猟やバイクレース用、軍用防水コートとして。
雨や雪、暴風にも負けないように作られています。
かたや、一方ではトリプルロイヤルワラントの称号があって、上流階級のアウトドアー用、高尚な趣味用アウターとしての趣があります。
しかし現在はタウンユースが主流。
タウンユースということは、寒い日はほとんど毎日着ることです。
タウンユース活用でのお手入れ方法を以下に書いてみます。
一般に、オイルドクロス製品は「汚れを落として元どおりにする」という意味において、お洗濯やドライクリーニングはできないことになっています。
なぜかというと、クリーニングでオイルを洗い流してしまえば、アウトドアの厳しい環境下での機能が奪われてしまい、独特の風合いも損なうからです。
ただ、一般的なお手入れは以下の通りです。
まず、汚れや砂埃をブラシでよく払い落とし、水を含ませたスポンジなどで軽く表面を拭き取って下さい。
汗や脂は落とせませんが、まずはここが重要です。
着用した後にやっておくとずいぶん違います。
毎回5分ほどで大丈夫です。
あまり汚れていなければ1分でも。
着た後にケアをする習慣をつけるため、必ずやってください。
長く着ていくとオイルは抜けていきます。
専用のオイルを再び塗り入れることを「リプルーフ」と言います
基本的に「リプルーフ」は専門店にお任せするのが一番です。
ただ「タウンユースのみで使いたいと」のお考えでしたら、完全に元どおりにはなりませんが、自己責任でのリプルーフ、クリーニングはできます。
リプルーフのやり方は下記を参考にしてください。
↓
オイルが抜けてきたなと感じたら、汚れや砂埃をブラシでよく払い落とし、水を含ませたスポンジなどで軽く表面を拭き取って下さい。
次に「Barbourのソーンプルーフドレッシング」を湯煎。
湯煎したオイルをスポンジか乾いた布に付けて、抜けが気になる箇所に薄く塗り込みます。
塗った箇所にドライヤーの温風を軽く当てて、生地を乾かします。
。
詳しくはこちらをごらんください。
↓
部分的なオイル抜け、色あせや汚れもこれでほとんど大丈夫です♪
レザーやデニムと同じように、エイジング(経年変化)を楽しめるオイルドクロス製品は、着る人によって様々な表情になっていきます。
あなただけの一枚になること。
それを「愛着」と言います。
ぜひ見るだけでも。
触るだけでも。
匂うだけでも。
五感を刺激する服バブアーを試してみませんか?
そして、このブログを見て、ちょっと話ししたいなって思ったときや、疑問などなんでも構いませんので。
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