コロナ以降、手の消毒、殺菌、滅菌はポピュラーになっていますが、 手の洗いすぎや消毒のしすぎはかえって逆効果になる可能性があります。
過度な手洗いや消毒は、皮膚の常在菌にとっては大きなダメージになります。
常在菌とは、 身体の内側と外側に存在する細菌や微生物の総称です。
本来、身体は内も外も微生物だらけ。 腸内細菌は大量に約100兆個!存在。
それらの微生物が人体に必要です。
その微生物を排除しすぎることは、自分のバリア機能を下げてしまいます。
免疫力を高めることや感染予防の観点からみると、 過度な手洗いや消毒は却って行わない方がよく、 軽い感染症に対して免疫力、抵抗力が弱くなります。
手荒れする人も多いので、 アルコール消毒は、できるだけ行わないことにしています。
手を人様に触れる職業ですから、 手荒れしないように気を付けています。
免疫学者の安保徹先生もご著書の中で推奨されていました。
私はホテルに宿泊することが多いですが、 最近のホテルではハンドソープが置いてあることが多いので、 小さめの石鹸を持参して宿泊します。
石けんで手洗いしたあと、お水でよく洗い流すことで、 石けん成分は即刻分解、 皮膚に浸透することがないので、肌に優しく、 排水も汚すことなく水生生物のエサになり、 環境にも優しいです。
では後ほど✨
一般社団法人日本リンパ協会 代表理事 池田ことみでした。
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