[高熱を薬で下げてはいけない理由]
先ほど、当協会に関わっているある先生と電話でお話をしたのですが、
どうやらインフルになられたようです。流行っているのでしょうか?
ほとんどの方が高熱になるとお薬で熱を下げようとされますが、
それでは却って病気は治りにくくなります。
... 風邪をひくとリンパ球が減って、免疫力が低下するので、
体温を上げてリンパ球を増やして病原菌と戦うために発熱します。
せっかく、体は自身を自然に治そうとしているのに、
わざわざ薬で熱を下げてしまうのは、治りにくくなりますし、
リンパ球が増えなくなるので、病原菌と戦う力が落ちてしまいます。
がん細胞もすっかりなくなった、という例は決して珍しくはないそうです。
がんになっていない人でも、毎日何万個もがん細胞が生まれて、
健康体であればその芽をリンパ球が摘んでくれますので、た
まには高熱になるのもいいことだと言えるのではないでしょうか。
高熱がでたら、あたたかい飲み物をいただいて、動物のように
おとなしく寝ているのがいいのです。
汗を出し切るために、お着替えもたくさん必要です。
自分の体は自分で治せることのほうが多いのです。
6月23日は日本リンパ協会でこんな話をテーマにシンポジウムをします。
世界的な免疫学者で新潟大学医学部教授の安保徹先生にも
ご登壇頂きます。
私も出演します。場所は神奈川県平塚駅ビルのホールです。
詳細は後日お伝えします。http://lymphjapan.com/