易を独学でマスターするのは難しいかと時々聞かれる
私はそんなに難しいとは思わない
そもそも日本人は島国の影響で
書物だけでポイントをつかむ独学力が優れている
徳川の鎖国時代は独学者の悪戦苦闘が日本の
学問・科学を発展させたといっても言い過ぎではない
そう考えると優れた教書の多い現在では
易の独学は楽なものである
毎日易経を読んで、良書で学ぶ。
そして実占練習で試行錯誤を繰り返して、間違いを正す。
この基本学習を10年続ける
そうすれば易の神から愛され、
凡人でも達人になれる
それが易という学問であり占術だと私は考える
『うつるとも月も思はず、うつすとも水は思わねど、月ぞ宿れる』