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 こちらで紹介させていただいた全てのハンドカフで演じられる方法です。

 

私、これは笑い話になっちゃいますが、一昨日にソファに寝転んで両手にハンドカフを付け、「どのぐらいきつく巻いてもエスケープ出来るのか」を研究していました。ダイソー製(440円)であっても、かなり窮屈にチェーンを巻きつけても脱出できる仕組みになっています。

 

ところが2メートル離れたところのケータイが鳴り、手錠を外して電話に出ようとしてもなかなか外れずw

沈み込むソファから腕を使わずに起き上がるには時間がかかるもので。

慌てると駄目ですねー

 

ハンドカフマジックの難所は1人では演じにくいところです。丁度いい感覚で両手に手錠をはめるには第三者の手助けが必要です。助手がいない場合、鎖のどこに錠をかけたらいいのか、初見では理解できず、お手伝いしてくださるお客さんも悩みます。これを解決してみます。

 

 

・1人で演じるハンドカフ

 

片方のチェーンをテーブルの足にかけ、錠をつけます。

残った片方のチェーンを自分の手首に丁度いいきつさで巻きつけ、錠をつけます。「端から数えて4番目の鎖に錠をつける」←このように決めておくと良いです。ペンで印をつけておいてもいいと思います。

 

具体的には

2本のチェーンを揃えて右手でつまむ

→チェーンの間に左手首を入れる

→手首の上にチェーンの両蓮を交差させるように乗せる

→右手で錠を掴み、目安にしていた鎖に通してロックする

 

これで左手を握ろうが開こうがすぼめようが、絶対に外れません。

少なくとも観客にはそのように見えます。

 

キーを客に渡し、体でハンドカフを隠し、この陰で外し脱出します。自由になっているほうの手は出来ればバンザイしていたほうがいいでしょう。マジック用ハンドカフは、仮に両手を使っても外れそうにない仕様にはなっていますが、よりクリーンにするために片手を使わないのです。

 

脱出すると、残った手錠はテーブルの足に残り、『使用した手錠が絶対に外れないものだった証拠』にもなります。(テーブルの足にかけると解説書通り演っても外れません。キーが無い限り。)

 

かなり不思議なパズルになっていると思います。

 

 

 

 

 

 

助手を使わないハンズカフからのエスケープマジック