失われた時を求めて 漫画にしてみました1
プルースト
『失われた時を求めて』只今、5巻で~す
なかなか前進してません
読みずらいという噂のあるこの物語。
脱線が多いし、比喩が大げさだから
時々
「何をおっしゃっているの?」
高邁な哲学に置いていかれることが、たたあります。
そーいう箇所にあったらスルーして
面白いところだけ読んでます。
可笑しいです。
かなりヘン!
コメディだよね?コレ!
バカなの?わたし(主人公)
こんなにクスっとくる小説はないんじゃないかな?
プルーストはブルジョアでありながら、
貴族の社交界で物まねでデビューした男
知性ではなく面白さで採用された芸人なの。
そのせいかしらん
お笑いのセンスが光る
話を丸めるのが上手い!!
(その一場面を漫画で描いてみました。)
何でもない日常生活にオチをつけて話す。
オチがすぐの場合もあるし
巻をまたいでオチがある場合もある。
いたるところに伏線の張ってあるので、飛ばし読みが出来ません。
伏線とオチがつながった時は
すごっく爽快
ラスト(オチ)がはじめに繋がる・・・
長~い物語がわたしの作品をかく伏線となっになってます
最後まで読んだ人にだけ
全ての伏線が繋がって
大伽藍のステンドグラスのようなプルーストの世界が見えてきます。
大坂の人も話のオチをつけるというけど、
プルーストの場合、
シュールなオチが多い。
フランスのエスプリは大阪の明るさとは違う・・
分る人だけクスってくる
フランスらしいね
今年中の完読を目指して読んでます。
明子お姉様もおススメ
次は「失われた時を求めて」の恋愛講座
ご紹介します。