着せ替え遊（芳野さまの小説と まなさまのSDとのコラボです(^^♪）
衛兵隊バージョンのオスカル様が発売された時、Twitterで芳野さまとマナさまとのささやきから生まれたお話しです。
まずは、ご一読を
着せ替え遊(芳野さま）
「アンドレ、それは何だ？」
「何ってファッションドールだよ」
「いや、それは分かる。私が言いたいのは何故、軍服なのかということだ。それに・・なんだか、私に似ていないか？」
「あー、それはその」
「なんだうろたえて。疾しい事でもあるのか」
「ファッションドールとは流行を知るためのもので」
「知ってると言ってるだろ。陛下も使っておられる」
「まぁその、美貌の連隊長の男装が流行になってるわけだ」
「は？」
「それでせっかくドールにするなら本人に似せて作りたい」
「はぁあ？」
「せっかく似せたんだから、軍服以外の普段着にも着替えさせたい」
「はぁぁああ？え、ちょっと待て。それをお前が持っているということは」
「あーえー・・そう、頼まれた。俺なら一番知ってるだろうと」
「誰に？」
「・・・・アントワネット様」
「なんだと？！って、あれ？持ってるのひとつじゃないな。幾つあるんだ」
「あとは、コルフ伯爵夫人、トゥーベル夫人、ゴドフローラ子爵夫人、シャルトレ公爵夫人（以下略・・・最後まで言う？」
「いらん！何なんだ、皆寄ってたかって」
「それだけお前が注目されてるってことだ。まあ、これも対外政策の一環だと思って」
「対外って、まさか外国まで出回ってるのか」
「そうらしいね。極東まで伝わっているとか聞いたよ」
「勘弁してくれ」
「注目されれば王家と、ひいてはフランスの威信も高まる。人気も仕事のうちだ」
「・・・アンドレ、私は騙されんぞ」
「何が？」
「ぺらぺら屁理屈喋りながら隠しただろう。後ろに持ってるものはなんだ」
「え？あ？？いや、これは」
「よこせ！」
「いや駄目駄目駄目！うわあっ」
「私に勝てると思うなよ。ん？」
「あー・・・」
「なんでこれはドレスを着ている？」
「それはその・・」
「もう一度痛い目に」
「えーと・・その、おばあちゃんだよ」
「ばあやが？」
「お前が頑なにドレスを着てくれないから」
「う・・」
「せめてお人形でいいからドレス姿を見たいねえ、って言ってさ」
「うぐぐ」
「あたしも老い先短いんだから、それくらいの楽し」
「わかった！わかーーった！もう好きにしてくれ、私は知らん」
「まあ、これ以上は俺も断るからさ」
「そうしてもらいたいものだ。疲れたから休むぞ」
「はいはい、おやすみ」
「・・・・アンドレ」
「何？」
「まさかお前は・・・持ってないだろうな」
「・・・・・・持ってない」
「本当に？」
「本当！」
「ふ・・ん。おやすみ」
「おやすみ」
本当に”持って”ないよ。飾っているだけだから。
いつもはクールな芳野さまの小説のオスカル様とアンドレ
『着せ替え遊』では、ツンデレ全開のオスカル様とそれを楽しむアンドレの可愛いやり取りに胸アツになります～
オスカル様、アンドレに言いくるめられて逃げていく所がかわゆい。・・・乙女せすねえ。
で、乙女チックなオスカル様を上手に煽って樂しむアンドレ
こんなことが許されるのは、アンドレだけ。
なんてピュアな愛
ああ、壁になりたい（気分MAX）～見守りたいです～幸せです～
この可愛らしいオスカルさまとちょい悪？なアンドレのラストシーンを漫画にさせていただきました。
漫画のオスカル様の脇にいる怪獣はオスカル様と戦い退治されるという裏設定です。
（私たち人形遊びではなく怪獣遊びしてたからさ…
）
怪獣とオスカル様って「ルシファーとミカエル」の戦いみたい
ビジュアル的にアリっちゃアリね
アンドレにはSDのオスカルさまに可愛らしいドレスを着せてあげてほしい
そんな願いをかなえてくれるのが、まな様です
アンドレのアビは、まなさまの手作り（似合ってる～！！惚れ直すよネ
）お洋服がつくれるなんて、まなさま、あなたは神ですか？
）お洋服がつくれるなんて、まなさま、あなたは神ですか？ドヤ顔がきまっているオスカル様（目力がすごい）
「ガンとばしてスミマセン」と目で気遣いするアンドレ✨
それなら気づかいは無用ってもんよ。
私たち壁だから。穴があくほど見てほしい
「オスカル様のスーパードルフィーがあったら、お世話をできるか！？」それが、このお話しができたきっかけでした。
人形より怪獣で遊んでいた女児でしたから、人形の扱いレベルは、マイナス5くらい。リカちゃん人形をもらった日に破壊してまた。
リカちゃん人形を粗雑に扱って親に怒られた記憶がある私には、愛するとはいえオスカル様のスーパードルフィーを幸せにしてあげられる自信がなかったんです。
特撮がお好きな芳野さまも同様。オスカル様の髪をブラッシングして差し上げるのも危うい。（ブラシで脱毛させそうね）
それなら、みんな（お手入れできる人参加必須）でオスカル様をシェアしてお世話をすればいいんじゃない？
みんなでお着替えさせて～ヘアースタイルをととのえて～それならなんとかなりそう
ってなわけで、子供のころにもどってピュアな気持ちから（多分）生まれた作品です
こんな感じでシェア（イメージ）
なんかの宗教団体のような図になってしまった
芳野さま まなさま ご協力ありがとうございました
これからも素敵な作品で私たちを楽しませてくださいませ。