湘南 川端康成の聖地巡り
マイブームの川端康成にゆかりある場所にいってきました。
鎌倉が似合う作家だと思ってたら、北条氏の子孫だったんですね~
1889年横須賀線の開通により、鎌倉が東京からの通勤圏になると、便利な地域として文学者が住み始めるようになりました。
芥川龍之介・円地文子・大岡昇平・大沸次郎・国木田独歩・・・・
そして、鎌倉を舞台にした小説も
夏目漱石『門』 太宰治『道化の華』立原正秋『薪能』など…作品がかかれています
江の島水族館
江の島水族館にはかっぱさんといってきました。
イルカのトレーナではなくトリーナー(トリートメントする人)と呼ぶそうです。イルカのショーが観れるところは少なくなりましたね。この江の島はイルカのショーが鑑賞できる貴重な水族館です。
川端もきていたのでしょうか?『美しさと悲しみと』の舞台になっています。
(え?ここで口説く?イルカの蘊蓄とつなげる?ひえ~)
可愛らしいイルカのショーでエロく口説く川端文学・・・・。
イルカに集中できなくなる…。
円覚寺 沸日庵
円覚寺は文人たちが禅をしに来たところです。夏目漱石の『門』の舞台となったところ。帰源院には漱石の「仏性は白き桔梗にこそあらめ」と句碑があるよ。
『千羽鶴』の舞台佛日庵では、華道の展示会がやってました。そちらは別料金なのでスルー。茶室のみを拝見。
太田未亡人は織部の茶碗を掌に入れて、
甘縄大明神
鎌倉駅から由比ガ浜大通りを通って甘縄大明神へ・・。歩くこと15分くらい。江ノ電だと由比ガ浜が近いかな~。
このあたりは、川端康成が住んでいたころ鎌倉でにぎわっていた区域でした。骨董屋さんも多かったから、きっと川端康成はお得意様だったのでしょう~。なにせノーベル文学賞の賞金を骨董でとかした男だもん・・。
信吾62才。健康と家庭に色々問題を抱えております。
喀血したり、娘がでもどったり、息子が浮気したり。
あ、でもね、息子嫁に憧れの女性の影をもとめる・・というエロい設定もちゃんとあります。御褒美をしっかりくれる川端なんですね。
川端康成の住んでいた家
二楽荘
(大佛次郎『大佛次郎 敗戦日記』