ルーブル美術館展に行ってきました
平日でもすごい人・・。
人気なんだな~
アモルが可愛い~。
第二章 キリストの愛
第二章は宗教画のコーナー教会でみるとそれなりに好きなんだけど。エロス(情欲的な愛)絵画に囲まれているとアガペー(無償の愛)とかストルゲー(家族愛)は、どうも映えない面白くない。マグダラのマリアとエバだけ見て、スルーしようかね~。
100人見て100人気持悪いと感じる絵!
無難な絵しかないはずの宗教画のコーナーに不穏な空気が漂う一角があった
「シモンとペレ」
ひえ~なんじゃこりゃ
(シャルル・メラン 1628~1630年ころ)
別名「ローマの慈愛(Roman Charity)」歴史家ワレリウス・マキシムスが書いた「忘れざる行為の9冊の書とローマ人の言葉」にある父親に対する娘の献身的な愛を象徴する物語。
餓死刑に処された父親キモンは食糧を与えられず、死の寸前にあった。そこへ娘ペロが現れ、死にかけている父に自らの母乳を与える。彼女の行為は看守に見つかるが、献身的な行為は看守の心を動かし、父親は解放された。
お父さんにオッパイをあげているこれが親孝行?????日本人からしたら気持ち悪いに尽きる~
付き合い始めのカップルなのだろうか。初々しく敬語で話している。女子の方が「ビックリしたけど、こういう愛もあるんですね。感動しました」
え?納得する??ここはツッコミを入れるところだろう。
きしょいだろう。ヘンタイだろう。毒親だろう。
きっと付き合い始めたばかりで自分を見せられないんだな。(勝手な想像)
このテーマの絵画は紀元前にまで遡る。ポンペイのフレスコ画 1世紀頃
由緒あるテーマなんだねえ
ルーベンスも。あ、お父さんカッコいいかも(いや、そういう問題では・・)
ルネサンス期は近親相姦を裏設定にしてたというから、ヤバイヤバイ
このテーマはインテリ層で人気だったようで、17~18世紀に好んで描かれたというからビックリだよ。
お父さんと赤ちゃんの違いはあるえど、ペロ・・マリア様とかぶる。
ベロはマニアの間の・・・大人用のマリアだったのだろうか
きっとニッチな需要があったんだね。
藤子不二雄「笑うセイルスマン」で、そういう大きな赤ちゃんとマリア(菩薩だったか?)を見たが・・・。
アガペー(無償の愛)とかストルゲー(家族愛)とは何か・・。考えさせられる一枚だった。
1章 愛の教の神のもとに
振り向いてくれなくも奪ってくればいい。モテそうにないモブキャラのサティロスだけでなく、イケメンでスペック高めのアポロン神、さらに女神のアテネも・・好きになられたらさらわれちゃう。イヤな時には変身するしかない
相思相愛で結婚なんてそんな時代ではないんだねえ
「オレイテュイアと掠奪するボレアス」 セバスティアーノ・コンカ1715~1730
おじいちゃんまで掠奪婚する~!?
新婚生活ところか、このまま介護をまかさせられちゃうのか心配だよね~。
オウィディウスの『変身物語』にある物語。
ボレアスは美女として名高いアテナイの王の娘オレイテュイアに恋をした。しかし、彼はアテナイと仲の悪いトラキアと縁の深かったため、王女との結婚は許可されなかった。
そこで彼は実力行使に出る。翼を広げ、オレイテュイアをトラキアに連れ去ったのである。オレイテュイアはボレアスの妻となり、やがて有翼の双子のカライスとゼテスの母となった。
イアソーンのアルゴー船の乗組員(アルゴナウタイ)になり、あの怪鳥ハルピュイアを倒した英雄である。
オレイテュイアが幸せになったかは不明~
ルーベンス 美老人だな。
ルーベンス…やばいおじさんを美形に描いているけど、同調してるん?
第4章 19世紀フランスの牧歌的恋愛とロマン主義の悲劇
19世紀になると、気になっていたセルライトが絵画から消えていく。
「褐色の髪のオダリスク」ブーシェ あんなにお顔が綺麗なのにはちきれんばかりのセルライトが。ああ残念~
美脚は男子のモノだったんだって思う。
ロマン主義時代はBⅬ的ワールドが充実!!
ギリシャ・ローマをテーマにした作品の中にはBLはあったけれど、体格がね、腐女子向けではないので萌えん。
19世紀の絵画には、思春期の青年の持つ中性的な美しさが好んで描かれているの。女性の美をそなえた両性具有な少年が神絵師によって製作された。神話のエンデュミオン・ケファロス・キュパリッソス・・・美しい少年は打たれ弱いんで大切に扱ってあげてね。
嬉しいことに美少年コーナーは写真OK!
写真いっぱいとったよ
長くなったので「かんぬき」は次回にします。