原木王であります。
去る26日に行われた第14回関東フットサルリーグ参入戦で、P.S.T.C.LONDRINAを破り、関東フットサルリーグ2部残留を果たしました。
今季は開幕2戦目の試合開始直後に相手選手との接触で左脚腓骨を骨折し、長期離脱を余儀なくされました。
チームが惨めに敗れる姿をただただ眺めることしかできず、また復帰した後もなかなかチームも個人も調子が上がらず、とうとうリーグ戦で1勝も挙げることができず、脚どころか心まで折れそうになりました。
それでも自分を、チームを信じてリハビリや練習に励み、年明けごろから徐々にコンディションも上がってきて、手応えを掴んでおりました。
試合前々日の夜には最近始めた、趣味になりつつあるカレー作りに没頭し、心を整えることができました。
試合前日は食事をしているところに対戦する可能性のあったチームと隣のテーブルになったり、対戦相手であったロンドリーナと同じ宿になりチェックインの時に従業員に
「ロンドリ○ナ様ですか?」
と尋ねられたので
「ロンドン?知らん。セニョールの原木王である」
と答えておきました。泊まった階も朝食の時間もカチあったので、落ち着かなかったのは事実であります。
ただ、試合直前には元チームメイトが多数所属するVEGARRA千葉が昇格を決め、その選手たちを祝福すると、逆に「原木王ならできる」と励ましの言葉を貰ったので、気分よく試合に臨むことができました。
試合前のミーティングにはあの選手が試合に「きっと勝つ」陽にキットカットを用意してくれました。正直これでチームの一体感が生まれ、勝利を確信しました。
試合開始直後に相手選手が退場になるラッキーもあり、常に先行する形で優位に進めることができました。パワープレイで同点にされた時もなぜか負ける気はしなかったのであります。それは過去に参入戦を勝ち抜いた経験に裏付けられる自信と、関東リーガーとしての意地といった、メンタル的なものが大きかったと思っております。本命と言われるチームがなかなか勝てないことから、参入戦には魔物が住んでいると勝手に思っております。今回もその魔物をうまく味方につけることができたと思います。いや、というより原木王自身が魔物であったのかもしれません。
とはいえ、やっぱりこの日は我等がキャプテン・青ちゃんでありましょう。絶対に負けられない大一番でハットトリックという離れ業をやってくれました。こりゃ牛角でもおごってやらにゃいかんでありましょう。ともに怪我でシーズンの大半を棒に振ったキャップが決め、原木王が守って勝ったというところが、また感慨深いものがあります。試合後にそれまでの経緯―負傷、敗戦、リハビリ、練習環境、他ゴレイロの台頭からの焦り、復帰後も調子が上がらず、勝利なし、最下位、参入戦―といった事が一気に走馬灯のように脳裏を過り、何かこう熱いものがこみ上げてきました。あんな感覚は6年前に残り1秒というところで勝ち越して昇格を決めた、同じ参入戦の時以来であります。
何はともあれ、今季最後の公式戦にして初勝利を挙げ、その唯一の勝利が関東残留につながる大きな1勝となりました。チームやメンバーを支えてくれたスタッフ、家族、応援に来てくれた方々、調子が上がらない時に心配してくれた友人たち、完全復活に向けてメニューを原木王に課しコンディションを上げてくれたPTやトレーナーの方々…全てに感謝します。本当にありがとうございます。今は少しだけ休んで、来季は好成績を挙げられるようにまた身体づくりをしていきたいと思います。
なお、去る2月2日の練習帰りに信号待ちしてたらNO☆BRAKEで追突され、脚、心に続き車も破壊されました。