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マスク生活2度目の春を過ごす、32歳・漫画家のナツコ。社会の不平等にモヤモヤし、誰かの何気ない一言で考えをめぐらせ、ナツコは「いま」を漫画に描く。描くことで、世界と、誰かと、自分と向き合えるから。〝わかり合える〟って、どうしてこんなに嬉しいんだろう――。自分の「好き」を大切に生きる、「あなた」に贈る物語。(Amazon内容紹介)
最近の漫画作品の中では、ダントツに益田ミリさんの作品が好きです。今回の作品も出版社からのメールで知り、発売前から楽しみにしていました。
思いがけない物語の終わりに、最後涙がこぼれました。まさにコロナ禍で書かれた漫画です。これを読んで、多くの方が共感されると思います。
約1年前実母がクモ膜下で倒れ、私自身の生活も大きく変わった1年でした。母が亡くなった後の漫画家ツユクサナツコの父の変化も言葉にできないけれど、思いが伝わってくるものがあり、まさかのツユクサナツコの死後の周りの捉え方も私の年齢だと身近に感じました。
「人生で大切なことって、帰りたいとこに帰れることや」 本文p 183より
この言葉の深さを今しみじみと味わっています。
益田ミリファンだけでなく、多くの方に読んでもらいたい、そう思った作品でした。
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最近行っていないし、歌わないので
何か歌えるかしんぱい。