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研修を経て、循環器内科医となった諏訪野良太は、学会発表を終えた帰り、医学生時代の同級生である小鳥遊に遭遇する。小鳥遊が連れていた研修医・鴻ノ池に、研修のエピソードを求められた諏訪野の脳裏に蘇るのは、親身に寄り添ってきた患者たちのこと。まるで戦場のような救急部、心の傷と向き合う形成外科、かけがえのない“ある人”との出会いと別れを経験した緩和ケア科。切なくもあたたかな記憶の扉がいま開く。(Amazon内容紹介)

 

今回も主人公諏訪野良太医師が研修医の時遭遇する医療エピソードが、厳しくも温かい眼差しの指導医と患者との出会いと交流が丁寧に描かれていて、とても心が温まりました。

緩和ケア科の指導医窪啓太郎医師の医療に対する考え方にはシニアであり老母を持つ身として心に沁みます。

「どれだけ医療技術が進歩しても人間はいつかは死ぬ。『命を救う』ことだけを目指したら、医学は『敗北の学問』になってしまう。あくまでも私の考えだが、医学とは『永く、そして、より良い生涯を送れるにする』ための学問だね」

この言葉を踏まえて読むと、最後のエピソードである「二十五年目の再会」は細かい伏線を経て、素晴らしい結末を迎えた物語でした。

 

 

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