空色の小鳥 (祥伝社文庫)


北関東の資産家である西尾木家の急逝した長男・雄一に隠し子がいた。血の繋がらない弟の敏也はそれを突き止め、秘密裏にその娘の結希を引き取る。友人や彼女と奇妙な共同生活を送りながら慣れない家事や子育てに奮闘する敏也。だがその裏には、結希を使って西尾木家の財産相続に波乱を呼ぶ敏也の企みがあった。家族にとって本当に大事なものは何かを問う、傑作長編(「BOOK」データベースより)

今日紹介するのは2015年に単行本化、今年文庫化された大崎梢氏の作品です。

大崎氏には珍しく、「悪意」を書いてく展開?と思いましたが、柔い感触のお話です。

「いつの間にか大切な存在になってた」はありがちな設定でしょうけれど、著者の持ち味を出した素直な感じが好きでした。

今の自分がネガティブになりがちのせいか、こういう温かい終わり方を求めていたのかもしれませんね。