珈琲が呼ぶ


「一杯のコーヒーが百円になるまで」「インスタントコーヒーという存在」「僕がアイスコーヒーを飲まない理由」「高級ホテルのコーヒー代とは入場料」「理想のマグのかたち」「五時間で四十杯のコーヒーを飲んだ私」「喫茶店のコーヒーについて語るとき、大事なのは椅子だ」「ブラック・コーヒー三杯で彼女は立ち直れたのか」などを主題に、乾いた筆致でコーヒーが主役の書き下ろしエッセイを44篇収録。

今日紹介するのは、片岡義男氏の書き下ろし珈琲エッセイ本。

一杯のコーヒーが呼ぶ意外な人物、映画、音楽、コミックス、場所が織りなす物語の数と、本文と密接に絡み合う、豊富なカラー写真やコミックスのひとコマなどが、ふんだんに添えられています。

今までにも片岡氏のエッセイは読んでいますが、珈琲を巡るエッセイと言えばこの人ではないでしょうか。

今回のエッセイ集は特に読み応えがあります。

読んでいるとレトロな喫茶店で珈琲を味わいたくなります。