![]() | 父「永六輔」を看取る Amazon |
昭和を代表する「才人」永六輔が2016年7月7日逝った――。享年83。本名、永孝雄。ラジオ・テレビ番組の演出、作詞家、ラジオパーソナリティーなど多彩な才能で知られた。
逝去から1年。タレント「六輔」と父「孝雄」の間で揺れていた長女が、介護を通じて初めて真正面から向き合った、10年におよぶ笑いあり・涙ありの介護の日々を、初めて綴った父と娘の物語。
私の年齢では「介護」「看取り」という言葉を日常茶飯事のように交わしています。
高齢化の進んだ今、この話題の本が多いのも頷けます。
芸能人という枠で縛ることができない永六輔氏のような方の最後を読み、実母の今後を思いながら我を振り返りました。
実母も86歳。彼女は、88歳までは確実に生きそうだと言っています。まだ実の姉が2人も存命なのに。
きっと自分のことが自分で出来る年齢をそこまでかもと思っているようです。そろそろ遠方にいる息子たちに、顔を見せるよういう時期かもしれません。
次第に足元ばかりを気にして歩く永氏に看護師が「上を向いて歩こう」と声をかけたという話が、一番気が利いていて、胸にしみるものでした。
