涼しい日曜日、図書館から借りていた本を2冊読み終えました。
今日はそのうちの1冊「八咫烏シリーズ」完結のこの作品をご紹介します。
八咫烏の一族が支配する異世界・山内。
「うつけ」の若宮と「ぼんくら」近習の少年・雪哉という若き主従の活躍を中心に、賢く華やかな宮廷の姫君、若宮を取り巻く護衛の青年たちが繰り広げる、お妃選びと権力争い、友情と断絶、成長と再生を描いた壮大な和風ファンタジー。
断末魔のような悲鳴が響き渡った―未曾有の大地震が山内を襲い、禁門の扉がひらく。失った記憶を必死にさがし求める日嗣の御子・若宮。真赭の薄は、浜木綿の決意に衝撃をうける。宿敵・大猿との最終決戦がついに始まったその時、八咫烏の軍を率いる参謀・雪哉のとった作戦とは。壮大な世界の謎が、いま明らかに・・・
松本清張賞を受賞した阿部智里氏のデビュー作『烏に単は似合わない』から5年。異世界和風ファンタジーシリーズ第6巻、堂々のクライマックス第一部完結作品です。
前作「玉依姫」が、それまでの山内の世界を中心にした描き方から少し視点が変わったので、どう完結していくのか少々不安な気持ちを持ちながら本作品を読みました。
ファンタジー作品ながら日本の古代を意識し、神の国を根底に生活してきたことを八咫烏や猿の世界をも結びつけたところには感服でした。
また若宮、雪哉ともに心は寂しく成長したヒーローを描き切った点も評価できました。
ただ前半がエネルギッシュに物語が展開したので、そのスピードが緩やかに収まるところに収まったという完結の仕方は、若干平凡と言えるかもしれません。
とはいえ、松本清張賞を最年少で受賞した著者が、あのハリー・ポッターシリーズの著者J・K・ローリング同様、この完結を先に思い描いて描き始めたというのですから驚きです。
このシリーズを読み始めた方にとっては、待ち遠しかった完結編です。すでに外伝も連載も始めておられるようですので、読んでおきたい作品ですね。
今日はそのうちの1冊「八咫烏シリーズ」完結のこの作品をご紹介します。
![]() | 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6 Amazon |
八咫烏の一族が支配する異世界・山内。
「うつけ」の若宮と「ぼんくら」近習の少年・雪哉という若き主従の活躍を中心に、賢く華やかな宮廷の姫君、若宮を取り巻く護衛の青年たちが繰り広げる、お妃選びと権力争い、友情と断絶、成長と再生を描いた壮大な和風ファンタジー。
断末魔のような悲鳴が響き渡った―未曾有の大地震が山内を襲い、禁門の扉がひらく。失った記憶を必死にさがし求める日嗣の御子・若宮。真赭の薄は、浜木綿の決意に衝撃をうける。宿敵・大猿との最終決戦がついに始まったその時、八咫烏の軍を率いる参謀・雪哉のとった作戦とは。壮大な世界の謎が、いま明らかに・・・
松本清張賞を受賞した阿部智里氏のデビュー作『烏に単は似合わない』から5年。異世界和風ファンタジーシリーズ第6巻、堂々のクライマックス第一部完結作品です。
前作「玉依姫」が、それまでの山内の世界を中心にした描き方から少し視点が変わったので、どう完結していくのか少々不安な気持ちを持ちながら本作品を読みました。
ファンタジー作品ながら日本の古代を意識し、神の国を根底に生活してきたことを八咫烏や猿の世界をも結びつけたところには感服でした。
また若宮、雪哉ともに心は寂しく成長したヒーローを描き切った点も評価できました。
ただ前半がエネルギッシュに物語が展開したので、そのスピードが緩やかに収まるところに収まったという完結の仕方は、若干平凡と言えるかもしれません。
とはいえ、松本清張賞を最年少で受賞した著者が、あのハリー・ポッターシリーズの著者J・K・ローリング同様、この完結を先に思い描いて描き始めたというのですから驚きです。
このシリーズを読み始めた方にとっては、待ち遠しかった完結編です。すでに外伝も連載も始めておられるようですので、読んでおきたい作品ですね。
