久しぶりに有川浩氏の作品を読みました。

氏の「図書館」シリーズはヒット作で来週には新作映画も公開になりますよね。

この作品は、「図書館内乱」から派生したという番外編のお話。こちらも映画公開されるそうなので、復習も兼ねて読みました(笑)

伸こと向坂伸行は、高校時代読んだ「フェアリーゲーム」という本の結末に不満を持っていた。

ある日「レインツリーの国」というサイトで「フェアリーフェアリーゲーム」について語られているのを見つけ、管理人の「ひとみ」にメールを送る。

メールのやり取りをし合ううち、伸はひとみと会いたくてたまらなくなる。

ついに現実社会で出会った2人。しかし、ひとみこと人見利香は聴覚障害者だった。。。


今ではオフ会などと言って、仮想社会で出会った人と現実社会で出会うことなど気にしない人も多くなっていますが、この作品が出た当時はやはりネットでの付き合いを現実にしてしまうことは不安でした。

ましてひとみのように障害があって、それを気にする必要にないネットで知り合った男女間で現実に会うことは大きな決断のいることだと思います。

そういうとてもナイーブな現実をこういとも簡単にフィクションしてしまう有川氏には、脱帽です。

この作品の良さが映画にも反映されるといいのですが。