おはようございます。

昨日は夕方から不気味な雷が続きましたが、今朝はすっかり晴れています。

さて、今日紹介するのは、図書館を舞台に日常ミステリー第2弾のこの作品です。



今回は深まった秋から雪降る冬の季節を背景にした短編が、書き下ろしを含め6編納められています。

移動するドッグフードの謎

入院した少女が読みたいといっている課題図書とは?

戦中戦後を生きた老女の頭の中に残る幻の本

病に倒れたしおりに、空飛ぶ絵本???

図書館のクリスマスツリーから消えた雪

どの物語も、図書館や本好きなら、どれもが日常起こりえると思わせてしまうから、著者の腕前は確かだと思います。

最後に主人公茅野しおりが離婚で離れていた父と、またもや図書館で再会し、父から自分の名前の由来について語られた文章を抜粋します。

「しおりって、本をどこまで読んだのか、目印にするためにはさむから、次に本を開いた時には、必ずしおりのある場面から読み始めることになるだろ?つまり物語はいつも、しおりのあるところから始まるんだ。だから、『君の物語は、いつもここから始まるんだよ』っていう意味を込めて、『しおり』って名付けたんだよ」

本好きの方なら、なるほどと思われるでしょう。

実際にまわりにいらっしゃるかも。本当に素敵な名前ですよね。



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