創業は明治6年(1873年)のことです。
江戸の世では片倉小十郎が治める城下町として発展した白石市に蔵を構えます。
創業時は、間口三間半ほど、生産石高はわずか25石でした。
特定名称酒に使われる「蔵の華」「美山錦」は、地元白石市や角田市の農家さんとの契約栽培を平成元年(1989年)から開始しました。
蔵王の水で育った米を蔵王の水で仕込む、酒粕を肥料としてお米の栽培に活かす試みも行っています。
次期蔵元となる渡邊毅一郎氏を始めとして、大滝杜氏、金子副杜氏、営業企画の菅野氏の年齢の近い若い人たちが中心となり、これまでの蔵王の印象を変える新たな挑戦に注目が集まっております。
銘柄名「蔵王」は、蔵の位置から望む蔵王山に由来します。
銘柄名「蔵王」が登場したのは昭和6年(1931年)です。
それまでは、「白石梅政宗」「羽衣の露」でした。
株式会社渡邉酒造部から、現社名である蔵王酒造株式会社となったのは昭和45年(1970年)です。
「蔵王 特別純米」
使用米 美山錦(100%)
精米歩合 55%
アルコール度数 15
酸度 1.3
日本酒度 +3
「蔵王 純米吟醸K」
使用米 麹米:山田錦21%
掛米:美山錦79%
精米歩合 50%
アルコール度数 16
日本酒度 -1
酸度 1.6
氷温瓶貯蔵
「蔵王 寒来 特別純米生原酒初しぼり直汲み」
使用米 美山錦100%
精米歩合 55%
アルコール度数 16
日本酒度 +3
酸度 1.7
「蔵王 純米吟醸うすにごり」
使用米 美山錦100%
精米歩合 50%
アルコール度数 14
日本酒度 -1
酸度 1.4
氷温瓶貯蔵
「蔵王 純米大吟醸 山田錦中取り」
使用米 山田錦(兵庫県産)100%
精米歩合 40%
アルコール度数 16
日本酒度 ±0
酸度 1.4
使用酵母 宮城B3
「蔵王 純米しぼりたて新酒生原酒」
使用米 美山錦100%
精米歩合 65%
アルコール度数 17
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