台湾という「国」台湾の地震は目下全力で救出活動と支援が行われているようだが、能登半島地震はいまだ支援が十分ではない。馳知事も「遅い」と不満を言っているようだが、その責任の半分は自身にあると理解していないようだ。私の本棚には「李登輝秘録」がある。海の向こうわずか200キロに中国大陸を臨む台湾という「国」で政治家を志すということはまさに命懸けだろう。投票率も高く国民の政治への意識も高い。それにくらべアタマのおかしい政治家たちがのさばる我が国はなんと平和なことか。いや、手遅れということかもしれない。