大阪女子マラソンで前田穂波選手が19年ぶりに日本記録を更新しました。
ペースメーカーを置いてきぼりにした20キロ過ぎからのスパート。
早すぎないか?
失速するんじゃないか?
そんな素人評論家の心配をよそに最後まで見事な走りを見せてくれました。脚が長く淡々とピッチを刻む走りはまだまだ伸びるのではないでしょうか?
世界の背中が少し見えた瞬間です。
これで3月の名古屋ウィメンズマラソンの出場者には大きなプレッシャーがかかります。この記録を上回ることが前提となる激しいレースになることは必至です。
なお、このレース、解説陣が高橋尚子、野口みずき、渋井陽子、福士加代子、有森裕子、千葉真子という「ありったけ登場してもらいました〜〜」もしくは「レジェンド安売りし過ぎ」な豪華さ。
それでも新記録をみんなで後押しして喜び合うのがとてもいい雰囲気で、先人たちがいて今があるのだと感じました。
個人的にはペースメーカーとして頑張った新谷選手にもガチで走ってもらいたいんですけどね。