こんなの読んだ。
恩田陸センセイのデビュー作「六番目の小夜子」。
おねいちゃんの本棚にはるか昔から置いてあったのに長く読まぬまま。
借りてようやく読破。というか、軽々と一気読み。
デビュー作ですが、酷評され、絶版に。
その後大幅に加筆の上、再発売された。
読後の印象が吉田秋生みたいだったのですが、それは間違ってなかったようです。
おねいちゃんに聞いてみた。
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おねいちゃんにLINEしたら教えてくれた。
そうか、やっぱり。
吉田秋生「吉祥天女」にストーリーが似ているというレビューをいくつか目にしたけど(主人公の名前も同じ)、演劇のような展開が私には「桜の園」を思わせてくれた。
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なお、本屋大賞受賞作の名作「夜のピクニック」は一晩の出来事。
「六番目の小夜子」は高校3年生の春夏秋冬。どちらも巧みで繊細な描写です。