昨日の日経の記事です。
アクセルとブレーキの踏み間違いをいかに防ぐか。
この記事の提案は、バイクのように「アクセルはハンドルに付けて手で操作」「ブレーキは足で踏む」。これなら踏み間違いは回避されるというもの。
確かにそれは確実性が高い。
しかし、クルマしか運転したことのないお年寄りには操作の仕方そのものを変えることになるからハードルが高いのではないか。
自動車教習所も教え方を変える必要がある。
私が一貫して主張しているのは、「年寄りはマニュアル車限定にしろ!」というもの。
だけどこれが非現実的で乱暴なアイデアであることも理解している。
免許を取って以来、マニュアル車など運転したことがない人もたくさんいる。
お年寄りから足を奪うことになる。
ではどうするか。
二つ方法がある。
一つは、アクセルとブレーキのペダルの「踏みごたえ」を変えるというもの。
例えばアクセルペダルは、フニャッと沈むくらい柔らかいゴム。
一方、ブレーキは従来どおりの硬い物質で。
こうすれば、とっさに踏んでも感覚的にわかる。
もう一つ。
フロントウィンドウの下の方にランプをつける。
アクセルを踏んでいる時は赤、ブレーキを踏むと青、とか。
要は、踏んだ感じと視覚で踏み間違えを回避するという方法。
もちろんこれではミスゼロにはならない。
だけど、技術的にも難しくなく、安価にできる方法ではないかと。