KID、早すぎる死 | こちら東日本営業部

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アルファロメオとE30・M3とサッカーとビールとロックが好きなサラリーマンの自画自賛我田引水喜怒哀楽五里霧中罵詈雑言の迷走日記。

 
樹木希林が亡くなり、ああ、やっぱりと思っていたら、また訃報。
 

 
山本KID、まだ41歳。
あまりに早すぎる。
あんなに強かったのに。
ガンには勝てなかった。
 
格闘技史上に残るファイターだった。
カリスマとは彼のような人物にこそふさわしい。

元来はレスリングが主戦場だった選手にも関わらず、立ち技のK-1で強豪たちと互角以上の戦いをした。
中でも2004年の魔裟斗との死闘は今でも鮮明に覚えている。
試合は判定で魔裟斗の勝利だったが、改めて山本KIDという格闘家の凄さを感じた。
ウェイト、体格で劣り、専門外であるはずのパンチとキックで魔裟斗と渡り合った。
当て勘がよくて伸びのあるパンチは天性のものだっただろう。
 
一方で試合を離れるととてもシャイな一面もあったらしい。
ふだんのインタビューからも物静かな人柄が伺えた。
 
返す返すも残念な早すぎる死だ。