DISK・FINE -- ペーパーとStandardと… | BAR14Nの憂鬱なラテアート

BAR14Nの憂鬱なラテアート

エスプレッソやラテアート、コーヒーの話

able brewingのDISK FINEは、今までのフィルター、純正のペーパーやDISK Standardとどれくらい味が違うのかっていうのを比較してみました。
http://ablebrewing.com

最初に使ってみての感想は、こちら。--> DISK・FINE -- FIRST ATTACK
以下の内容を英語にも訳してみました。ENGLISH VERSION IS HERE --> DISK FINE -- compare FINE, Standard and Paper filter.

コーヒーによって、味の出方が変わるだろうし、入れ方によっても変わるとは思うので、一概にそういうもの、ということは言えませんが、あくまで目安として。
レシピは、最近利用しているもの。
コーヒー豆14gに対して、220gのお湯。
逆さにしないメソッド。
1. チャンバーのコーヒー粉を入れて、220gのお湯を注ぐ。
2. 45秒後、撹拌。だいたい7秒程度かけて、底までまんべんなく。
3. プランジャーで押していく。

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押す力
まず、一番押しやすいのは、ペーパーフィルターだと思う。加圧した分、しっかりとコーヒーがフィルターを通過している感触がある。
一方で、金属フィルターの場合は、決められた穴の大きさまでしかお湯は通過しないので、力を入れてもコーヒーを抽出するスピードを思うように早くできない印象がある。FINEは、穴の数は増えた一方で、より穴が小さくなったため、押す力に対する抵抗力が増えた印象。

抽出時間は
ペーパーフィルター:1分10秒
DISK Standard:1分15秒
DISK FINE:1分20秒
StandardとFINEは、あくまで5秒程度なので、誤差の範囲かもしれない。

使ったコーヒーは、CRAFT COFFEEから送られてきた定期便のコーヒー。ニューヨークのロースター、Toby's Estate Coffeeのコロンビア、Paezって地区のコーヒー。

さて、味の出方の違い。

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酸味
まず、酸の出方は、ペーパーフィルターとDISK FINEは似ていた。
はっきりとした輪郭のある酸で、ジューシー。
DISK Standardは、比較的マイルドな酸になっていた。

質感
「お前が質感についてどれくらいわかるのか」と言われれば、わからないと答えよう。
そして、エアロプレスの逆さにして入れる方法だったら、コクのようなものは作れると思うので、なんとも言えないところ。
FINEのほうは熱い時は水っぽいかなと思ってたけど、次第にシロッピーな印象に変わった。
Standardも同様に少し水っぽさはあったけど、冷めてからの舌触りの心地良さは絶品でした。

甘さ
どれが一番甘かったか、とかはわからなかった。同じくらいの甘さだったように思う。

フレーバー
基本的なフレーバーの傾向は同じで、プラムのような印象があった。
ただ、DISK FINEが一番多彩なフレーバーを感じた。
レモンティーの印象や、後味にナッツの印象。ペーパーフィルターもDISK Standardも、これらティーやナッツの印象というのは感じられなかった。

終わりに
DISK FINEとDISK Standardでは、FINEのほうがペーパーに近い印象を得られる。
微粉も気にならないし、丁寧に扱う限りは、とても良いフィルター。