西荻窪 BAR RUMHEAD ~rum&peaceな日々~  -8ページ目

Havana Club 7y

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●名称 :ハバナクラブ7年
●原産地:キューバ
●カラー:★★☆☆☆
●酒質 :★★☆☆(2.5)
●甘さ :★★☆☆(2.5)
●価格 :¥750(1shot)



【Roots of liquor】

カリブ海に浮かぶ島キューバ。コロンブスに「人間が目で見ることのできる最も美しい島」と言わせたこの島は、チェ・ゲバラやフィデル・カストロらによるキューバ革命以降、社会主義国家として現在も治められています。
日本の約半分ほどの広さしかないこの島国は葉巻やラム酒の主要な原産国としても有名であり、その中で最も有名なラム酒がこのハバナクラブです。
先述にもあるとおり、社会主義国家であるキューバは国内にあるラム酒の蒸留所も全て国営となっており、国家機密として扱われています。
当然、一般公開はしていませんが、ボコイ蒸留所とハバナクラブ博物館の2カ所でのみラム酒の製造を見学することができます。
「すべてが平等になるように」と国内の全州にまんべんなく蒸留所があり、一つの銘柄を複数の蒸留所に振り分けて生産しているのもキューバならではといえます。
それだけでなく、キューバン・ラム(キューバ産ラム酒の総称)の製法は複雑で手間のかかるもので、他国とは一線を画した独自の製法(※本章下部に簡単な説明があります)で作られています。
平等に作られた中で最もポピュラーなハバナクラブは、正にキューバン・ラムの代表といえるでしょう。


(※)サトウキビのジュースから砂糖の結晶を抜く作業を3回行い、それを混ぜ合わせて一度目の蒸留をして「アグアルディエンテ」と呼ばれる酒[A]を作ります。
次に[A]とは別にそのアグアルディエンテを数回蒸留し、高濃度なアルコール[B]を作ります。
[A]をステンレス製のタンクで1~3年熟成させたものに[B]を混ぜ合わせ、そこに水を混ぜ合わせるのがキューバン・ラムの製法です。
「ハバナクラブ7年」とは完成からさらに7年の樽熟成を行ったもので、出荷されるまでに10年以上の歳月がかかっています。




【Voice from RUMHEAD】

ハバナクラブの製造において、聖人とまで呼ばれるラム・マスターであるドン・ホセ・ナヴァロ氏曰く「蜂蜜やバニラ、チョコレート、タバコ、ドライフルーツやスパイスの味が感じられる」と言われるこのラム酒は、RUMHEADではマスターが「入門編」として推薦してくれます。
ラム酒の特徴がありながらもウィスキーを好まれる方にも受け入れられる甘さで、好みのラム酒を探る基準として適しているそうです。
ストレートはもちろんソーダ割りもおすすめ。
「蒸し暑い日にはレモンピールをドロップして爽やかにどうぞ」というマスターの談。
この記事を書いているのが蒸し暑い午後でしたので、その言葉が頭を駆け巡ってしまい筆者は仕事が手に付きませんでした(笑)。











J.BALLY 2000

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●名称 :J・バリー 2000
●原産地:フランス・マルティニーク島
●カラー:★★★☆☆
●酒質 :★★★☆(3.5)
●甘さ :★★☆☆(2.5)
●価格 :¥950(1hsot)



【Roots of liquor】

J・バリーの歴史は、1917年にジャック・バリー氏がマルティニーク島の北西にあった小さな砂糖工場を買収したことから始まりました。
彼はアグリコール・ラムをオーク樽で熟成させる製法を思いつき、良質のものができた年の酒に「ヴィンテージ」を初めてつけた人物で、現在では熟成アグリコール・ラムのパイオニアの1人として知られている通り、「J・バリー」は多くの人に愛されました。
しかしバリー氏は1987年に突然ラム酒の蒸留を停止させてしまいます。
その後、バリー氏の生み出した「J・バリー」は、同じくアグリコール・ラムの蒸留所であるセント・ジェームズ社に、ブランド名や蒸留設備、レシピに職人…といった「J・バリー」生産に関わる全てを引き継がれ、現在も生産・販売されています。



【Voice from RUMHEAD】

J・バリーにはいくつかのラインナップがあり、それぞれのビンテージによってブレンドが異なります。今回ご紹介する「2000」は、文字通り2000年に収穫されたサトウキビで作られた原酒を熟成させたヴィンテージで、かつてのJ・バリーの味に最も近いのではないかと思います。
バーボン樽で熟成させたものを80%、コニャック樽で熟成させたものを20%(それぞれ10年熟成)という割合でブレンドしたものです。
キリッとした辛口な飲み口はみずみずしささえ感じ、グラスを口へ運ぶペースもついつい早くなってしまいます。
それでいて、樽熟成独特のロースト感と、糖蜜やドライフルーツのレーズンやプルーンのような香りがしっかりとあるので、重厚な香りが余韻として楽しめます。
「水と混ざり合うと、好みの分かれる独特な味わいへと変化してしまいます」というマスターの助言どおり、ぜひともストレートで頂きたい1本です。









Mojito

$BAR RUMHEAD ~rum&peaceな日々~       あっ!!LOVEもね。-モヒート




●名称:モヒート
●価格:¥900


【RUMHEAD's recipe】
●魔法のラム  :45ml
●スペアミント :盛りだくさん
●素敵なシロップ:15ml
●ライム    :1/3カット



【Roots of cocktail】

このカクテルは1586年頃に飲まれていたカクテルの「Draque(ドラケ)」(アグアルディエンテと言われる、サトウキビを原料としたラムの前身ともいえるスピリッツを使用したカクテル)がベースとなっており、そのレシピのスピリッツを当時流行していたバカルディ社のホワイトラムに切り替えたカクテルが「Mojito(モヒ-ト)」と呼ばれ広まったとされています。
文豪アーネスト・ヘミングウェイが愛したことでも有名なカクテルで、
彼はハバナ旧市街にある「ラ・ボデギーダ・デル・メディオ(※1)」という店のモヒートを好み、

『わがダイキリ(※2)はフロリディーダ(※3)で、
わがモヒートはボデギーダで』


という言葉も残しています。


(※注1:現在も営業している地元では大変人気のレストラン)
(※注2:モヒートと同じくラム酒をベースとした代表的なカクテル)
(※注3:ボデギーダと同じくハバナ旧市街にあるお店。現在も営業中。)





【Voice from RUMHEAD】

本場キューバではミントではなく現地で採れるハーブの一種で作り、ビターズを入れるレシピもあるそうですが、日本ではスペアミントの葉で作り、ビターズはお店によりけりといったものが主流です。
RUMHEADではモヒート専用に魔法をかけたラムを使用し、たくさんのスペアミントの葉を入れて提供してくれます。四季折々のフルーツを混ぜた「フルーツ・モヒート」もあり、夏場だけでなく、一年を通して人気No.1のカクテルになっています。
筆者は、モヒートを飲みきった後のミントがたっぷり入ったグラスに水を注いでもらい、ラム酒を飲む時のチェイサーとしていただくのが大好きです。
「当店にいらっしゃいましたら様々なモヒートをぜひお試しください」
とマスターの自信もたっぷりです。