お盆休みのお知らせ
8月14日(土)より16日(月)までの3日間、お盆休みをいただきます。17日(火)より平常通り営業します。
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。
このお休みは海に、というか磯遊びをしに行ってきます。ほんとは涼しい山間部に行きたかったんですけど・・・、海の方が食事がうまいですもんねー(笑)。お腹いっぱい食べて飲んで、リフレッシュしてきます!皆さまもくれぐれも事故などに気をつけて、楽しい夏をお過ごし下さい。
ではまた。
西麻布 The Real Bar RAKE 店主 くまざわ
新入荷ウイスキーのご紹介
まずは「ポート アスケイグ17年」。スコットランドの西のはずれにある島「アイラ島」の北東部にある蒸留所「Caol ila (カリラ)」で仕込まれたモルトで、「スペシャリティ ドリンクス」というボトラーが瓶詰めしています。ちなみにこの名前は、カリラ蒸留所の所在地の町名から取っています。

次はアイラ・モルトの神髄「アードベック蒸留所」元詰めの「ルネッサンス」。「アードベック10年への道」というシリーズの最終章を飾る一本で、そのコンセプトとは「どのような熟成を経てアードベック10年は出来るのか?」を消費者に探ってもらえるように、1998年に蒸留した原酒を2004年に6年もの(Very Young)、2006年に8年もの(Still Young)、2007年に9年もの(Almost There)、として発売して、その熟成の具合を理解できるようにしたものです。そしてそのトリを飾る10年ものがこの「RENAISSANCE(ルネッサンス)」。樽出しなので55.9%とちょっとアルコール度数は高めですが、その分旨味がしっかりしています。

そして最後におまけの一品「レダイグ13年」。上記のアイラ島の北に位置する島「マル島」に唯一存在する蒸留所のもので、「ウィリアム・ケイデンヘッド」というボトラーが「ダッシーズ」というシリーズでボトリングしています。けっして磯の香のするモルトではないのですが、芯の深さといいますか、ある意味でスコッチウイスキーの王道を感じさせてくれる1本です。

いままで季節のカクテル以外の商品の紹介は、商売くささが出てしまうので控えてきたのですが、ウイスキーの新入荷品も教えてほしいという方のリクエストのお答えして、今回のご紹介となりました。
ではまた。
西麻布 The Real Bar RAKE 店主 くまざわ
なぜレイクの氷は丸いの?
皆さまこんにちは。今回は当店の氷が丸いワケをお話しましょう。
その理由は、氷に角があるとそこから解け出しますので、早く水っぽくなってカクテルのバランスが崩れてしまうから。
例えばジン&トニックやウィスキーのソーダ割りなどロング・カクテルは、ショート・カクテルと異なり20~30分かけて飲まれる事を前提にお造りしています。
言い換えれば、最低でも20分は味わいが崩れないように、先を見越して造られていなければならないのです。そう考えると角のある氷ではあっという間に水っぽくなってしまうので、当店では全てのロング・カクテルに丸氷を使っています。
そしてそのカクテルを造るときのバランスが、ある意味20分間の味わいを保障しているようなものですので、その”味わいの担保”としてとても重要になってきます。
最初の1口目にベストなバランスにしてしまうと後半は氷が(いくら丸氷でも)解けて薄くなりますし、初めのバランスがあまりにも狂っているのも飲みづらいですし・・・。ですので、最初の1口目の印象だけでなく最後まで飲み切った時に「おいしかった」と感じて頂けるよう配慮して、さらにその1杯を召し上がるお客様の好みや酔い加減なども考えて、グラスと氷、ベースのお酒とソーダの量、そしてその全体の量などのバランスをとって、そのとき最上においしい1杯となるようにお造りしています。
ちなみのこの丸氷、どうやって造っているかご存知ですか?
まず、氷屋さんから一貫目(いっかんめ、いまだ昔の尺貫法の単位です=3.75kg)ごとに配達してもらいます、それを業務用の冷凍庫でさらに1週間ほど〆ます、中までキンキンに凍った氷をアイスピック一本で割っていきます。まず5分割、さらに手のひらに乗る大きさに、そして角を外すようにして行きます。慣れれば1~2分で一個出来るようになります。でもマネはしないで下さいね、怪我しても知りませんよ(笑)。
いかがでしょう?グラスに氷とジンとトニックウォーター入れてライムかなんか搾れば一応ジン&トニック・カクテルは出来上がりますが、それは・・・?
さて、今回はこんなお話でしたが楽しんで頂けましたか?職人として当然やるべき事ををこの様にご紹介するのは、その仕事を「こんなにやってるんですよ!」と自慢しているようで結構恥ずかしいのですが、とあるお客様がみんなに広めた方がいいって仰るのであえて題材に選んでみました。
ではまた、近いうちに。
西麻布 The Real Bar RAKE 店主 くまざわ