自分史14 (一部改訂版) | WeekEnd Bar ブログ

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密かに営まれる秘密のWeekEnd Bar のブログ!イベント情報から、秘めたる想いを垂れ流し・・・。

電話の主は、以前働いていた派遣先の産業ロボットの組立てラインで、別の派遣会社所属のチームリーダーからだった。

内容は、こうだ・・・
チームリーダーのお兄さんが働く、同じく産業ロボットの組立て会社の工場長で、人が足りないから、半年だけでもいいから、来てくれないか?という内容。

もう、就職も、サラリーマンも懲り懲りだった。

しかし、電話を切った後、チームリーダーには大変お世話になっていた事を思い出した。
僕がミスをしても、チームリーダーというポストを賭けてまで被ってくれた。
無口な人だったが、いつも冷静で、的確なアドバイスをくれた。
今更ながら、少しだけ後悔してた。

ま、いいか。僕はBarをするのが夢なんだ。ショーケースも売れに売れている。これで資金を作るぞ…

…でも、もし…もう一回電話が掛かってきたら、その時は、運命に身を任せよう。短い期間だったけど、世話になった人だ。恩返しをしよう…。

Bar計画が半年先に延びるだけだ・・・

一週間もしないうちに、また、チームリーダーからの電話。

覚悟を決めた…。

ショーケースのオーダーを打ち切り、注文分の製作完了後、チームリーダーの会社経由で派遣された先は、松山空港近くの産業ロボットを専門に、設計から組立てを請け負う少数精鋭の会社だった。

時給1500円、派遣会社には、2000円が支払われていた。なんと高額な時給…
数億円のロボットが月に数台送り出し、取引き企業はどれも、超大手企業のみだった。


朝の9時から、普通、定時は5時だよね?この会社…定時が夜10時…そこから体力と相談して…夜中の2時、3時は当たり前…もちろん残業代は洩れなく支払われた。

土日もクソもなく、エンドレス…

労働基準局が、社長をお尋ね者として扱う程の会社だった。

でも、社員の士気は高く、責任感に満ち溢れた職場で、技術者同士のプライドがぶつかり合う、本気の職場だった。また、工場には有線が流れ、カルチャーショックを受けた。

さらに、出張も頻繁で、三重県のキャノンの工場へ、複合機を生産するロボットの納品、据え付け、調整を二週間のスケジュールで行ったり、大阪だったり…その度に飛行機で社長に連れられて、日本各地を飛び回った。

社長の小さな背中は、偉大に見えた。
こんな経験値の浅い僕を含めて、何人もの従業員を飛行機に乗せて、出張させるなんて…。
勿論、滞在費もかさむ。小さな町工場から始めた初代社長・・・ビッグなビジネスを展開している。これまで、大変な苦労が伺え、サクセス・ストーリーや、世の中の色んな部分を垣間見れた。

そんなある日の出来事…
工場で、部品のサイズを計測をしている時だった…デジタル•ノギスという機器を使っていた。0点調整をしていると、0点を示す、ORIGINという文字が飛び込んで来た。

なんというデザイン的にもバランスの取れたロゴ…巷に溢れてもいない…日本語の4文字でンを含む名前は成功すると…聞いた事がある…
すぐさま、トイレに掛け込み、携帯でWikipediaで調べた…

コレや…意味にもストーリー性がある…

自分にピッタリや・・・

Barの屋号はORIGINに決めた‼


続く・・・