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キッチンおかのブログ

スコッチ文化研究所福岡支部イベントや、ボトルのご紹介をさせて頂いております。

名前の由来
 「ワイルドターキー」のブランド名は1940年、オースティン・ニコルズの社長
 "トーマス・マッカーシー"が、自慢の101プルーフ(アルコール度数50.5%)の
 バーボンを七面鳥ハンティング仲間に振舞ったところ好評を博し、仲間の
 一人が七面鳥に因んで「ワイルドターキー」と名付けた事に由来する。

ワイルドターキー蒸留所
 1869年に"トーマス・リピー"が創業した「リピー蒸留所」を起源とする。
 リピー蒸留所は持ち主を転々とするが、1905年に創業者トーマスの息子で
 あるリピー兄弟が再び蒸留所(D・L・ムーア蒸留所)を買収し、順調に経営が
 行われた。1970年、バーボンの製造に本格的に取り組もうとする"オース
 ティン・ニコルズ社"によってリピー蒸留所が買収された。

 1980年にオースティン・ニコルズ社はフランスの酒類メーカー"ペルノ・
 リカール社"に買収される。
 2008年にイタリアの酒類メーカー"カンパリ社"はペルノ・リカール社から
 ワイルドターキー・ブランド及びその蒸留所を買収し現在に至る



 1.ワイルドターキー・ラッセルズ・リザーブ 55% 750ml 輸入元:田地商店 
  同社マスター・ディスティラーの"ジミー・ラッセル"とその息子"エディ・
  ラッセル"との共同作。「バーボンは10年熟成した時がひとつのピーク」との
  考えで10年ものをリリースすることを息子のエディが父のジミーに提案し、
  親子の姓をとって「ラッセルズ・リザーブ」としてリリース。
  たぶん、3作目じゃやいかな・・・。
  特長であるリッチなヴァニラ、オーク、トフィー、古いレザーのフレーヴァー。
  チリペッパーのよう

マッシュビル 
  コーン77% ライ12% 大麦麦芽11%
  公表されて無いらしい・・・。ライ麦高目って聞いたんですがね・・・。
 
 法律で定められているバーボン・ウイスキーの蒸留時のアルコール度数は
 80度以下であるが、ワイルドターキーは60~65度と低めの度数で蒸留される。
 熟成時のアルコール度数は54~55度となり、ボトリングでも低めの度数が
 保たれる。このため加水量を少なく抑えることができ、フレーバーや風味を
 損なうことなく、原酒に近い味わいを残している。

 完成後、万一のトラブルに備えるため全てのワイルドターキーのサンプルが
 オースティン・ニコルズ社で2年間保存されるらしい。

 かつてラベルの七面鳥は正面を向いていたが、1999年より横を向いたイラストに
 変更された。理由は明らかではないが、一説には正面を向いた七面鳥の目が怖い
 という意見があったために変更されたとかなんとか・・・。

安定して美味しいバーボンだと思います。ペルノ・リカール時代では
昔ながらの造りというより、設備が古い・・・。的な話を良く聞いてた
ような・・・。

色々なボトルがありますが、そのうち「ワイルド・ターキー研究会」など
やりたいな、と思います。


バッファロー・トレース蒸留所
 1999年6月、ケンタッキー州フランクフォート地区にあった「エンシェント
 エイジ蒸留所」は「バッファロー・トレース蒸留所」と改名及び改装し、その
 2ヶ月月後の8月、"バッファロー・トレース"を発売。
 「バッファロー・トレース」とは、水牛がケンタッキー川を通った場所の意。

 バッファロー・トレース蒸留所は、ケンタッキー州フランクフォートにある
 アメリカ最古といわれる最大規模の蒸留所です。1857年にベンジャミン・
 ブラントンによって設立されたこの蒸留所は幾度もその名称を変え、
  1775年 リーズタウン
  1812年 オールド・ファイヤー・カッパー(OFC)
  1900年 ジョージ・T・スタッグ
   ?  シェンレー
  1929年 ブラントン
  1969年 エンシャントエイジ
  1999年 バッファロートレース蒸留所となりました。

 禁酒法時代(1920-1933年)も医薬目的の為として蒸留を許可された4ヶ所の
 内の1つであり、現在まで存続している唯一の蒸留所です。

 バッファロー・トレース蒸留所は、1857年に蒸気の力をウイスキー作りに
 取り入れ、1886年に貯蔵庫に温度調節機能を搭載するなど、早くから革新
 的な挑戦を続けています。

 少量生産のスペシャル・バーボン多く生産するため、2種類のマッシュビルと
 5つのレシピを使い分ける。
  コーン80%   ライ10%   大麦麦芽10%
  コーン65~75% 小麦15~25% 大麦麦芽10%

 発酵槽は1基あたり35万Lと巨大。バーボン用のビアスチルとダブラーが
 1セット。ウォッカ用の連続式蒸留器、ケトル(単式蒸留器)も設備。

主要ブランド
 バッファロー・トレース
 ブラントン
 エンシェント・エイジ
 W.L.ウェラー
 ジョージ・T・スタッグ
 オールド・テイラー
 オールド・リップ・ヴァンウィンクル




1.ブラントン・ゴールド 51.5% 750ml
 1984年、ケンタッキーの州都フランクフォート市の市制200年を記念して発売。
 ブラントンはエンシェントエイジ社のディスティラリーに40年間勤め、「ディ
 ーン・オブ・ケンタッキー:ケンタッキーの長老」と呼ばれたバーボン造りの名人
 "アルバート・ブラントン大佐"の名をとって生まれた。そして大佐のバーボン
 造りの技法を身体にしみ込ませた愛弟子、"エルマー・T・リー"によって世に
 出された。今、その巧みな技術は若きマスター・ディスティラー「ハーレン・ウィ
 ートリー」に引き継がれている。

 ブラントンとなる原酒は4回の夏を越すまでに、マスター・ディスティラーを
 含む少なくとも3名の官能検査員が味わい、深み、香りを毎年確かめてブラン
 トンにふさわしい予感を秘めた樽を選び出す。彼ら全員の厳しい判定を通った
 樽だけが、AからZまであるウェアハウスのH倉庫に移され再び熟成の時を待つ。

 通常バーボンは、味の均一化のためいろいろな樽原酒をブレンドする。しかし
 シングルバレルバーボン・ブラントンは、厳しいチェックにパスした原酒を
 ただひとつの樽からのみボトリングする。たとえ同じブラントンとなる原酒の
 樽であっても混ぜ合わせることは決してしない。1樽の原酒からは約250本の
 ブラントンだけ。選ばれた原酒は-1度まで冷却され、16枚の特殊フィルターで
 ろ過されボトルに詰められる。

個人的にはこのブラントンが一番好きです。
ジムビーム蒸留所
 創業は1795年。ドイツからの移民「ヨハネス・ヤコブ・ボヘム」より。移住後
 アメリカ式「ジェイコブ・ビーム」に改名。その後、1785年メリーランドから
 ケンタッキーに移住し、1795年からウイスキーを造り始める。

  初代 ヨハネス・ヤコプ・ボへム(1770年-1834年)
  2代目 デヴィッド・ビーム  (1802年-1854年)
  3代目 デヴィッド・M・ビーム (1833年-1913年)
  4代目 ジェイムズ・B・ビーム  (1864年-1947年)(カーネル・ジェイムズ)
  5代目 T・ジェレマイア・ビーム(1899年-1977年)
  6代目 F・ブッカー・ノウII世 (1929年-2004年)
  7代目 フレッド・ノウ    (1957年-現在)
  1998年-2007年までは、ブッカー・ノウが体調不良のため、「ジェリー・ダル
  トン」氏がマスター・ディスティラーを勤めました。一族以外のマスター・
  ディスティラーは、ビーム家始まって以来だそうです。

  ビーム家の繁栄をもたらしたのは19世紀半ば、3代目のデヴィッド・M・ビーム。
  「オールド・タブ」という名のバーボンを誕生させ、一世を風靡します。
  1892年、その息子の4代目ジェイムズ・ベーカー・ビームは、姉の夫ハートと共に
  クリア・スプリングスの谷にオールド・タブ蒸溜所を新たに建設して、事業を
  より拡大することになります。
 
  1920~33年の「禁酒法」時代に生産をストップするも、イースト菌だけは維持。

  昔ながらの、クッカーに圧力釜は使わない。しかし発酵槽はステンレス製に
  変えたり、蒸留もコンピュータで管理している。結構効率化を図っている。

  マッシュビルは公表されていない。ジム・ビームとオールド・グランダッドの
  2種類あるらしい。ライ麦が多く、大麦麦芽は少ないとか。

 主要ブランド  
  ジム・ビーム
  オールド・グランダッド
  オールド・クロウ
  ブッカーズ
  ベーシル・ヘイデン
  ノブ・クリーク
  ベイカーズ



1.ジム・ビーム シングルバレル 47% 750ml 輸入元:田地商店
 珍しく本当に1樽からの瓶詰。全生産量の1%らしい。
 少量生産の場合は100樽以下で製品化。

この瓶形の他に「12年シグネチャー」、「スパニッシュ・オーク」などもあります。
この蒸留所も色々やってますね・・・!