"水茄子" と "烏龍茶" のカクテル | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

BAR white L(ホワイトエル)のブログ

天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
不定休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

皆様こんばんは
或いはおはようございます



ふた足ほど遅く
夏用の服を買いに某百貨店へ
服屋の店員さんはなぜ皆んな
目が合うと追ってくるのだろうか?
彼らはポケモントレーナーなのだろうか
絶賛人見知り発動   カズアキです



では、8月のオリジナルカクテルをご紹介します!
"水茄子" と "烏龍茶" のカクテル

「烏桔梗」¥1,200

カラスキキョウ



きゅうり、とまと、オクラ、とうもろこし、、、
想像するだけで暑涼しくなる夏野菜たち
その代表のひとつに "なすび" も欠かせませんよね

夏の季節を知らせる野菜として、
夏の味→夏味(なつみ)と呼ばれていたのが、いつの間にか訛って「なすび」となった

なんて説があるそうな

なすびの名前の由来はいくつかあるのですが、僕はこの夏味説が一番好き


特に水茄子なんかは
あ〜、夏が来たーーー!
って感じしませんか?

しますよね

はい



江戸時代、大阪は「天下の台所」として食文化が栄えました
水茄子はそれを支える大阪の野菜のひとつ

主に南部の泉佐野市、貝塚市で栽培されその甘みはフルーツ顔負け

糖度がなんと10度以上!!

いちご、梨、すいか、メロンに匹敵するそうな



・泉州特有の水はけの良い地質
・海が近いことで塩分を含んだ地下水
・温暖な気候

この3つの条件の下、茄子自身が水分不足をおぎなうために、実に水分をたっぷりと蓄えます

それが水茄子



まあこれも諸説あるのですが、、、
夏場に作業をする農家さんが、水を豊富に含んだずんぐり形のなすびを畑の端っこで栽培し、自分たちの水分補給のために齧っていたのが水茄子文化のはじまり

だそうで


そんな水茄子を、烏龍茶ジンと自家製紫蘇クランベリージュースとで合わせてカクテルにしました

水茄子の瑞々しさをそのままに、紫蘇の爽やかな甘みと烏龍茶のビターな舌触りをお楽しみくださいませ!