今年もストック解放!余市、蒸溜所限定「シェリー&スイート 」‼︎ | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

先週は熊本、大分を訪れました。



「久住蒸溜所」で熱い魂に触れ(久住については後日改めてブログします)





阿蘇の大自然に



温泉に心身を癒す



身体の健康は心の平穏から。
人間ドックで初めて心臓が再検査指定された、鈴木です。

明日からのオススメは、年に一度必ずご紹介するニッカウヰスキーの秘蔵っ子。
3倍近い値で市場取引される余市の蒸溜所限定販売品。つまり北海道の余市を訪れ、転売防止の為毎日少量のみ販売される限定品を運良く売店で購入するしか定価で入手する術は無い。

私、実は数本隠し持ってます。

両親が北海道(石狩)へ移住しましたので、定期的に余市に行って貰う。
何とも原始的で確実な方法。
今回の謝礼は懇意の割烹さんの御節でした。

大赤字ですわ...。

そんな訳で、南森町の片隅で北海道、ニッカの真髄を味わって頂けます。
500ml瓶ですので、売り切れの場合はご容赦ください。

昨年はピーティー&ソルティでしたが、今年はシェリー&スイートをお届け!



余市 シェリー&スイート 55

¥1600/shot


余市蒸溜所。

北海道余市郡余市町にある、正式名称「ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所」。

1934年、寿屋(限サントリー)を退社した竹鶴政孝により創業されました。

未だに石炭直火焚き蒸留を行う、『世界一伝統的な蒸溜所』です。


余市川の良質な水、スコットランドに似た寒冷地気候、蒸溜所のすぐ側に海があり適度な湿度が得られる事、大麦、ピート、酵母の入手が容易である、様々な条件からこの地にニッカウヰスキーの礎が築かれました。


昨今のウイスキーブームで原酒が枯渇し、余市蒸溜所のウイスキーは複数のラインナップが終売ないしは入手困難状態。


ウイスキー蒸留所は大抵、現地のみ購入可能な蒸留所限定ウイスキーを造っています。

余市蒸留所も3種のシングルモルトウイスキー


ピーティ&ソルティ

ウッディ&バニラ

シェリー&スイート


を販売する。


スタンダードの余市はこの3種を絶妙にブレンドし造られるそうな。


私は一時、頻繁に北海道を訪れておりましたので、その度に蒸留所へ出向き購入したもんです。


ところが近年、毎日少量のみの販売となり現地でも入手出来ない事も...。


それもそのはず。余市の蒸留器は一年の半分をメンテナンスに要する為に半年しか稼働出来ない。良くも悪くも「伝統製法」を守る余市蒸留所の生産能力では、昨今のウイスキーブームに対応出来ないのです。

まぁ、後は転売防止かな。


今回は3種の蒸溜所限定シングルモルトの中で最も『リッチ』なテイストを誇るシェリー&スイートを御用意致しました。


その名の通り、シェリー樽由来(恐らくオロロソ)のレーズンとナッティな甘味に満ちた逸品。

深い味わいの片隅で微かに主張する炒った黒豆のテイストが、このウイスキーの完成度を格段に高めている。

まるで上級のキューバシガーの様なキャラクター。

お手本の様なシェリー樽シングルモルトウイスキーです。


現行「余市」のリッチフレーバーのみを抜き出し味わえる贅沢な一杯。

お楽しみあれ‼︎