大西洋を感じる "大地と海のコニャック" | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

皆様こんばんは お疲れ様です




友人とのLINEで
テラバイトの話になって

「テラバイトって寺バイトって
変換するとおもろいよね」
って言ってみたら

「僧だね」
と愉快な返事が返ってきたので
明日からは真面目に生きようと
思いました



PS4購入を真剣に悩む カズアキです




本題です

世界一高価なアルコールと
称される「コニャック」

世界中で古くから愛されて
きたのですが
いまいちコニャックって何か
分からないですよね



簡単に説明しますと
ブランデーの一種です

ブランデーっちゅうのは
果実酒を蒸留した蒸留酒の総称
要は果物から作られるお酒

一般的には
ブドウの蒸留酒=ブランデー
みたいな認識ですが
リンゴの蒸留酒
サクランボの蒸留酒
などなど全て「ブランデー」



そんな果実の蒸留酒を
更に原料は「ブドウ」
更に更に生産地を限定して
フランスの「コニャック地方」
更に更に更に
原料となるブドウの「品種」はこれ!
などなど 規定を細かくし
フランス南西部のコニャック地方のみで
造られるブランデーなので
地方名をとって「コニャック」と呼ぶ


とまあそんな感じです



今回紹介するコニャックは
一風変わったボトル

「イル・ド・レ   ファインアイランド」
¥1,000/shot

コニャックの大手メーカー
「カミュ」が手掛ける
コニャックの異端児


イル・ド・レはフランス語で
「レ島」の意味
名前の通りフランス南西部の
外れにある島 レ島で造られるコニャック

さっきちょっと書きましたが
コニャックは「コニャック地方」で
造らなきゃダメじゃん!
ってなるのですが
実はこのレ島は
コニャック地方から
やや離れてはいるものの
フランスのAOCで
(フランス政府による農作物などの法律)
コニャックと名乗ってもいいよー♪
と許可されています


小さな島なので
潮風の影響が強く
そこで育つブドウは
独特のヨード香と塩っぽい風味を
持ちすぎるゆえ
あまりコニャック造りには
向かないとされていたのですが


じゃあせっかくやし
レ島の特徴を生かした
コニャックを造ろうぜ!

と目をつけたのが「カミュ」


レ島に3,000haのブドウ畑を確保
蒸留〜熟成もレ島で行います

ラインナップは3種類あるのですが
今回仕入れた「ファインアイランド」は
最も基本的なイルドレで
レ島で育つブドウの特徴を
前面に出した一番塩っぽいコニャック


レ島の大地で育つブドウ由来の
フルーティーな香りと
大西洋の海風を感じる潮の香り


まさに大地と海のコニャックをぜひ