「エドラダワー10年」と「バレッヒェン10年ヘビリーピーテッド」 | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

皆様こんばんは お疲れ様です



ぷ__。__!!    ボウリング

む●   左を向いたスヌーピー

呉   バッター

しんふ  
これはちょっと難しいけど
し を上にして縦にすると
左斜め上を向いた次元大介

ルパンザサーーーッ!
カズアキです

見えてきましたか〜
頭の体操です




はいはい、では真面目な話を
新しいお酒のご紹介

「エドラダワー10年」
¥1000/shot
「バレッヒェン10年 ヘビリーピーテッド」
¥1300/shot




蒸溜所からのオフィシャルボトルではなく
それ以外の会社、組織、団体が
蒸溜所からウイスキーを樽買いし
独自に商品化する
「ボトラーズブランド」という
ジャンルのリリース商品がございます

それらをリリースする会社などを
我々は総じて「ボトラーズ」と呼ぶのですが
そのボトラーズの大手である
「シグナトリー」

実はこの会社
ボトラーズブランドのリリースだけではなく
オフィシャル商品を取り扱う
スコッチウイスキーの蒸溜所も
所有しております


彼らが所有するのが
「エドラダワー蒸溜所」

1825年にパースシャー(パース州)の
農家さんご夫婦が
冬の楽しみのために副業として
ウイスキーの蒸留を始めたのが
きっかけだとか


その後 幾度となくオーナーが変わるも
年間11万ℓの少量生産を守り抜く
スコットランド最小 少量生産の蒸溜所

世界で最も売れているウイスキー
グレンフィデックが3日で作る量を
一年かけてつくってます( ゚д゚)
毎週わずか15樽


もちろん
オフィシャル商品は「エドラダワー」


フィルターを極薄く張る事で
濾過する過程を
実に最小限に抑えております

それ故、オイリーでクリーミー

オレンジクリーム、フレッシュクリーム、
レーズンなどを思わせるアロマ
その後にほんのりと
スパイシーでウッディーな樽の香り



そんなエドラダワー蒸溜所に
2002年から再就職を果たした
イアン・ヘンダーソンさん

実はヘンダーソンさん、それ以前は
スモーキーなウイスキーの代表
とも言えるラフロイグ蒸溜所で
働いておりました


「ピートの効いたウイスキー造り」
を条件にエドラダワー蒸溜所へ
再就職したそうな


その公約通り造られたのが
この「バレッヒェン」


フェノール値50ppm(香りの強さ)
ノンカラー(カラメルでの着色無し)
ノンチルフィルター(冷却せずの濾過)

というものすごいこだわり
(専門用語なのでまた聞きに来て下さい笑)


オフィシャルのものとは違い
甘さは控えめなドライなタイプ

梨の様な香りと柑橘の
絶妙な香りにピートのスモーク
されたどっしりとした香り
少しスパイシーでソルティー


因みに、バレッヒェンとは
エドラダワー蒸溜所があり
かつて140以上の蒸溜所が
存在したパースシャー(パース州)
の最初に設立された蒸溜所の名前

1927年に蒸溜所は
閉鎖してしまったのですが
かつてヘビーピートなウイスキーを
産み出していたバレッヒェン蒸溜所
の想いを引き継ぎ
その名前を冠したそうですね


人々の想いと歴史が生んだ
二種類のウイスキー

どうぞお楽しみ下さい