今週のチョイとお得ボトル | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
不定休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

昨日はサーキットで完全燃焼。
もうソロソロ、「趣味=モータースポーツ」と言っても良いかな?
ライオンハート・鈴木です(((o(*゚▽゚*)o)))

今週の(チョイ)お得ウイスキー、紹介しまっす!
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「TOBERMORY 10y/トバモリー10年」
¥950→¥850   シングルモルト・ウイスキー

スコットランドには沢山の島があります。
アイラ島を除く島々を「ハイランド」、もっと細分化して「アイランズ」と言ったりします。
トバモリーはそんな島の一つ、「マル島」の蒸留所です。

マル島はスコットランド西海岸からフェリーで30分前後の場所にある。
中心地はトバモリーの町。島民は1000人前後だそう。

気候はメキシコ湾流(習ったよねー)の影響で穏やかで温暖であり、250種の鳥達の営巣地となっている。


トバモリー蒸留所の歴史1798年創業と極めて古い。
しかし粗悪な酒を作った時期があり、名声を落とし、度々オーナーが変わった。
1993年にバーン・スチュワートが買収しテコ入れする迄、文字通り【荒廃】した蒸留所だった。
現在では様々な設備が一新され、完全復活を遂げています。

マル島唯一のウイスキー蒸留所であり、蒸留所名の「トバモリー」と「レダイグ」を造り出している。
アンピーテッド(ピートを焚かない)のトバモリー。
ピート香の強いレダイグ。
といった感じ。

ピート(泥炭)を焚かないトバモリーだが、ウイスキーそのものは微かにピーティー。
理由は仕込み水そのものがピートの影響を受けているらしい。
アイラ島と同じですね。
川床や湖の底がピートで出来ているため、水にその香りが付着するのです。

トバモリー蒸留所は熟成庫を持たないため、バーンスチュワート社の持つスコットランド本土の集中熟成庫や、アイラ島のブナハーヴン蒸留所まで樽を運び、熟成されます。
ただし熟成の終わり数年は、マル島に返され仕上がりを待つそうです。

島々を巡り、スコットランドの空気を存分に吸い込んだシングルモルト。

長い旅を終え、white Lに到着!

遠くスコットランドの息吹を、是非お楽しみ下さい。