15日のウオッカは開門直後の坂路で4F65秒3~1F16秒6。ゆったりとした脚さばきで駆け上がった。清山助手は「ここまできたら、無事に調整できているのが一番大事」と切り出した。枠は6番。「極端な枠じゃないし、内外の動向を見ながらリズム良く走れそう。減らした体を戻しながらの昨年と違い、増えた体で調教できたのが大きい。ここまで思い通りの調整ができた。年度代表馬らしい競馬を見せたいですね」と昨年2着の雪辱に燃えていた。
 カワカミプリンセスはCWコースで直線サッと流した。3F42秒5~ラスト1Fは12秒7。弾むようなフットワークで駆け抜けた。西浦助手は「フォームが軽くて調子はいいね」と好手応え。枠順は7枠14番。西浦師は「内で包まれて後手になるよりいい。内を見ながら行けるしね」と歓迎していた。

 前々走の京都牝馬Sを6番人気で制したチェレブリタに一発ムードが漂う。東京へは15日午前5時、僚馬ナミダガキラリ(土曜10R・六社特別出走)とともに早めに出発。荒川師は「輸送慣れしているけど、帯同馬もいるので金曜輸送で。展開ひとつでチャンスはある」と好感触を得ている。


 前走・阪神牝馬S(9着)は外だけが伸びる芝状態で内の2番。佐藤助手は「あの枠は痛かった」と悲観していない。幸い今の東京は内、外の馬場差はない。「うまく馬群の中で怒らせて脚をタメたいので、外すぎない枠がいい」という希望通りの8番が当たった。今回はインをついた愛知杯(2着)、京都牝馬Sのイメージで臨む。やや重で2勝の実績もあり、下り坂の予報も歓迎だ。