映画感想 映画大好きポンポさん | アニオタライダーのまったりライディング

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アニメを見たりバイクに乗ったり・・・

 

TVでやっていたので正月休みに見ました

 

劇場公開当時に観に行こうかと思って見なかったやつ

 

映画作りという割かし真面目でリアルな内容にいかにもなアニメキャラはミスマッチでは?とか思って

 

 

結果から言うとめっちゃ面白かったです!、観に行けばよかったかな

 

 

 

 

見た目で損しているんじゃなかろうか、実際ボクはそれで劇場行かなかったわけだし

 

見た目通りのアニメっぽい作品を期待して見ると、割とガチな映画作りドラマで思ったのと違うってなりそう

 

内容自体はとても面白いので受け入れてくれそうではあるけど

 

 

 

 

というかポンポさんって何者?、見た目は少女だけどこれはなんというかイメージというか着ぐるみみたいなものだよね

 

実際はそれなりの年齢なんじゃあないかな

 

かと言って30代40代のキャラだとインパクトがないので見た目だけこうしたけど中身は敏腕プロデューサーってそういうやつじゃない?

 

「さかなのこ」のさかなクンが”のん”だったみたいに

 

 

 

 

とはいえこれ、主役はポンポさんじゃなかった

 

真ん中のゾンビみたいな男が主役で、初監督がんばるぞって映画だった

 

 

例えるならドラえもんが主役かのび太が主役かのようなもの

 

のび太が主役でドラえもんは後ろから支えて後押しする役、みたいな感じかな

 

 

 

 

映画好きな人ならもれなく楽しめると思うよ、ボクも多少は映画を見るし映画作りの裏側的なものも少し知っているので面白かった

 

昔の知り合いが「編集作業めっちゃ楽しい!!」と寝不足のゾンビのような顔でキラキラ輝きながら言っていたの思い出した

 

 

 

ああ、考えてみればそうなんだよね

撮影では何十時間何百時間と撮るけど、実際に映画に使われるのって2時間くらいなんだよね

 

苦労して撮影した部分を切り捨てなきゃいけないのは正に断腸の思いなんだろうなあ

 

 

 

 

面白いのはスタッフや役者だけじゃなく、銀行員にもスポットを当てているところ

 

映画はお金がかかるからね、出資してもらわないと

 

そこがまたいい感じのビジネスドラマになっていて予想外に感動した

 

 

 

確か「七人の侍」だったかな?

黒澤明が映画を撮るって言うのに銀行が金を出してくれなかったんだそうだ

 

で、あるだけの予算で取れる所まで撮影して途中までしか出来上がっていない中途半端な内容で試写会をしたら、「続きを見せてくれ!金なら出す、ぜひ融資させてくれ!」と向こうから言わせたとかなんとか

 

 

 

 

てかこの「映画大好きポンポさん」って漫画原作あったんですね、知らなかった

 

ワシもオタクとしてまだまだじゃのう

 

 

 

 

監督の平尾隆之監督を調べてみたらなんとボクの大好きなアニメ映画「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」の監督もしている人じゃあありませんか!

 

いやあ、実際「ポンポさん」見ながら「ヨヨとネネ」っぽいなってうっすら思っていたんですよ!、いやこれホント

 

平尾隆之。よし!覚えておこう

 

 

 

ちなみに、アニメ映画で好きな作品は

「宇宙ショーへようこそ」

「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」

「アリーテ姫」

「この世界の片隅に」

「さよならの朝に約束の花をかざろう」

「バンパイアハンターD」

 

抜けがあると思うけどこんなところかな?

「カリオストロ」とか「ガールズ&パンツァー」とかはあえて含めない