日常の話です。

 

今日のブログは日記というより備忘録です。興味のない方や必要でない方は面白くないと思います、すみません。

車検というシステムがあります。私の車は仕事で使う4ナンバー車のため、毎年車検があります。

これが最低10万コースの痛いものなのですが、今年はさらに不具合がありました。しかも二か所も。

1 エアバッグのランプが消えない

2 スピードメーターのバックライトが消えた

 

ネットで調べたところ1が2~3万円、2が5万円前後らしいです。合計8万前後・・・痛すぎます。

 

よって自分で直すことにしました!今回はその手順の紹介です。私もネットで確認できたので、技術のおすそ分けを世の中に、という感じ。

ただ私は素人ですので保証はありません。自己判断でお願いします。

 

まず1のエアバッグランプが消えないというほうです。

修理内容 ハンドルを分解し、スパイラルケーブルを交換。所要時間1時間前後。

エアバッグランプが消えないというのはNV200の場合、ほとんどがスパイラルケーブルというものの断線とのことでした(もちろん違う場合あり)

ハンドルの中に入っているもので、ウインカーのレバーなどにつながっている部材です。私の買ったものは下記になります。

https://item.rakuten.co.jp/autoparts-japan/tp5-28vanette/?s-id=ph_pc_itemname

 

1 バッテリーのマイナス側端子を外して3分ほど待つ

2 ハンドル上部カバーを外す。トルクスビス(T30)

3 ハンドル上部カバーの後ろの黄色のコネクターを外す

4 コネクターのついたプラスチックの部材を外す。トルクスビス(T40)

5 支柱のナットを外す19ミリ(モンキー不可、ソケット式で)

6 ハンドルを外す(支柱の切り込みの位置を確認)

7 スパイラルケーブルを外す(普通のプラスねじ)コネクターも。

8 ウインカーとワイパーのレバーをひっかけを押しながら引っ張って外す

9 ウインカーとワイパーのレバーの根元についていた油を拭く。

10 逆手順で取り付け

11 エラーを解除する。

 

1はそのままです。

2はハンドルの左右の下側に二か所あります。隠しビスです、小さいマイナスドライバーなどでこじって蓋をあけます。ついているのはトルクスビスという特殊ねじで、サイズはT30。

鍵の周りのプラスチック部品もこじって外し、カバーをばこっという感じで上下に外します。

3中の上部カバー部の裏についているコネクターは、黒い抑えを後ろ側からこじって持ち上げるととれます。

4その下にあるプラスチック部品を外しますが、ついている配線は本体側のコネクター側から外しました。あとはトルクスビスT40で外します(トルクスビスはT30とT40二種類つかいます)

5支柱の大きいナットを外します。これが硬い。道具が必要です。19ミリのボックスレンチとそのラチェットレバーなどが必要。まだハンドルがついているので、ボックスレンチ自体が長いものか延長してハンドルから出る高さにしないと力がかけられない。ここがかなり重要です。道具がないと出来ません。あれば簡単。

6支柱に真上の切り込みがあります。間違わないと思いますが確認。

7スパイラルケーブルは左右下に普通のねじがあります。ちょっと深いので長めのドライバーで。裏側にちょっと取りづらいコネクターがあります。細いマイナスドライバーはここでもあると便利。

8裏返してはめ込みの白い部分を押しながら引っ張るとレバーがハズレてスパイラルケーブルのみになります。

9外したレバー側にべっとり油が付いていました。影響があるかわかりませんが、こういう油が機械類を壊すときがあるので拭いときます。

10逆手順で取り付け(最後のバッテリーの取り付けも忘れずに)

11最後の重要点です。エアバッグランプ点灯の状態を解除しないと直ったのに直っていないと勘違いしてしまいます。手順は

①キーをONに(エンジンはかけなくても良いようです。私はかけましたw)

②数秒後にエアバッグランプが消えるのでそのタイミングでキーをOFFにし5秒ほど待つ。

③上記をあと二回繰り返す(合計三回)

④キーをONにし、エアバッグランプが長いスパンの点滅を始める。

⑤点滅を確認したらキーをOFFにし、5秒待つ。成功すればこの後ONにした後、消えるはずです!

 

長いブログお疲れ様でした。どなたかの役に立てばと思います。

次回はもっと大変だったスピードーメーターの修理を書きます!