開封済みのドリップコーヒーを見つけ、書きかけのブログを思い出す。



以下、3月10日頃の下書き。



「正月三が日に起こった出来事は、その1年を表す」

と、何年か前に見かけたことがある。

それから、出来事と感じたことを、メモするようにしてる。

今年はこんな感じで…


思えば今年は、人生で1番料理をしてる。簡単・単純なものばかりではあるけど。

初めて料理酒というものを使うようになったし、お弁当箱まで手に入れた。
胸肉、エリンギ、小松菜は、もうお友達だ。


5日前に発熱、関節痛。
それがおさまっても、喉の痛みが続いていた。
唾を飲み込むのが痛い。

普段こんなに唾出るっけ?普段こんなに唾飲み込んでるっけ?
無意識にしていることは、意識すると分からなくなる。

扁桃炎?咽頭炎?
あまりに長引く痛み。この痛みと共に生きていこうと、前夜に諦めを決め込んだ朝だった。

その朝も変わらずに、喉は痛かった。



朝ごはん兼お弁当を作るために、キッチンに立った。

前日に冷凍庫から冷蔵庫へ移していた、胸肉を炒め始める。
人参を切って入れる。
同じく冷蔵庫で解凍したブロッコリーを入れる。

ソースをかける。
空腹をそそる、あの匂いが、してこない。
お腹がすいてなくても食欲をそそる、あのソースの匂いが、わからない。

思いつく限りの、強めの匂いを探す。
生姜チューブの匂い、歯磨き粉の匂いも、飲むつもりのないコーヒーパックも開けて嗅ぐ。

無い。

匂いが、無い。

喉のために散々舐めてきた龍角散だって、無臭の態度をとっていた。



匂いのない世界。
五感のうちの1つが奪われただけで、こんなにも孤独感に襲われるのか。


3月13日PCR検査(民間)
翌14日 検査結果報告メールが届く
結果は陰性


その後、嗅覚は無事回復。
外出した後の足も、しっかりクサい。

今回の嗅覚異常、原因はおそらく、鼻トントン。
以来、鼻トントンはやめた。

匂いがわからないって怖い。
「変なニオイするね」と言われてもわからないし、それは時として危険なこと。

匂いがわかるって、ありがたい。