BMW F30 クーラント交換 | BMW F30・E39ほのぼのメンテ日記

BMW F30・E39ほのぼのメンテ日記

愛車BMWの525i(E39)Mスポーツと320i(F30)コアの整備日記を載せています。

もう、10年10万kmと言うのに、いくらロングライフクーラントと言ってもこれまで一度も交換していなかったなぁ-と思い今回交換することにしました。

アンダーカバーを外します。

 

 

クーラントが落ちるので運転席側のロアカバーも外します。

下から見るとチャージパイプが邪魔をして下からではクーラントホースが外せません。

 

 

上から外すのですが、その前にインテークマフラーをはずします。

外し方は、下記を参照してください。

 

 

 

リザーバータンクのキャップを外してから、クーラントホースのストッパーリングをピッキングツールで上にあげてから、マイナスドライバーを使いながら、グイグイと左右に少し揺らしながら引っ張ります。

年数が経っているとラジエターとのつなぎ目が折れるかと思いヒヤヒヤしながら引っ張るとやっと抜けました。結構固いです。

整備書では、もう一本外すように書いてあったんですが、現物と写真が全然違い、よく分からなかったので外したのはこの1本のみ。

 

 

冷却水は、全量で6.7リッターですが、クーラントホースがラジエターの真ん中から出ているので、3.2リッターしか抜けません。

全量交換するにはこれを何回かやらなくてはいけませんが、今回はこれだけ。

そのうち気が向いたらまた交換します。

抜け終わったら、しっかりと継ぎ手を挿入してストッパーリングを戻します。

アンダーカバーをすべて戻してクーラントを入れます。

 

 

純正クーラントに純水を50%の割合で混合してリザーパータンクのMAXマークまで入れます。

 

 

次にエア抜きなんですが、この車は電動ウォーターポンプのためエア抜きするのにはちょっとした手順が必要です。

1.リザーバータンクのキャップをしっかり閉めます。

2.バッテリー充電器又は、補助電源を接続します。

3.イグニッションをONにします。

4.ロービームヘッドライトのスイッチを入れます。

5.ドライビングモードはECO PROにあってはいけません。

6.ヒーター温度を最高に設定し、ファンを最低速度に設定します。

7.ポンプが動作するまでアクセルペダルを床まで10秒間押します。

(ウォーターポンプは、約12分間運転して停止します。)

8.リザーバータンクをMAXレベルまで満たします。

9.冷却システムに漏れがないか確認します。

10.イグニッションキーをOFFにします。

3分間待ってから必要に応じてエア抜き手順を繰り返します。

※ウォーターポンプの作動中は、リザーバータンクのキャップを開けないでください。

1回目終了時点でリザーバータンクが空になったので、MAXマークまで入れて2回目のエア抜きを行ったがクーラントレベルは下がりませんでした。

 

 

クーラントの処分は、法律で下水や水路、土地に流すことが禁止されているため、自動車整備工場に引き取ってもらうか、自分で適正に処分しましょう。

私は、吸収性樹脂で固めて一般ごみに出します。

 

 

1gで300mLを吸収するそうです。

最初20gほど入れて撹拌したんですが、吸収時間1分から2分と書いてあったが、10分待っても変わらず100g入れて撹拌しても固まりませんでした。撹拌したのがいけなかったのか最後に全部入れてそのままにして置きました。

 

 

しばらくすると見事に固まっていました。

あとは、ごみ袋にいれて一般ごみに出せばOK

最初から、投入した塊のままにしておけば大丈夫だったのかも知れませんでした。

 

 

 

にほんブログ村 車ブログへ

にほんブログ村 車ブログ ドイツ車へ

にほんブログ村 車ブログ BMW(車)へ

PVアクセスランキング にほんブログ村