最近、よく聞かれるのは
『良くなるのにどれくらい期間がかかるか?』
という質問です。
当然、費用面や経営上のスケジュール調整するに
あたって必要な考えです。
そこで多くの場合、
私が経営者様にお伺いするのは、
『良くなる。とはどういうことですか?』
多くの不調な旅館ホテルの経営者様が
見えてないのが、自社における
目標到達点やゴールです。
その『良くなる』という経営上のビジョンも
ゴールも具体的な目安も見えてない場合が
非常に多いのです。
しかし、多くの経営者様はおっしゃいます。
『そんなの見えてなくてこんな商売するわけがない。
言う必要がないから言わないのであってそんなものは
自分の脳みその中にある』
だったり、
『一番良かった頃に戻りたい。』
まだ前者より後者の方がましですが、
やはり、全く見えてないのです。
後者と思われる経営者様に聞きます。
では、『一番良かった』とは何が良かったのですか?
大抵は『売上が良かった』とおっしゃいます。
そこで、もうひとつの質問を。
では、『なぜ売上が良かったのでしょうか?』
大抵は、『団体客がたくさん来て、今の様に
口コミなんて気にしなくてもお客が来たもんだ』
そんな主旨のことをおっしゃる方がほとんどです。
ここで分かるのが、
経営者様は、
未だに宿の売上理由が見えてない事
と、
『良かった』 = 『(お客様がたくさん来る)社会状況』
ということです。
そうです、過去の社会状況への愛着を思うばかりで
そこに宿という主人公はいないのです。
好景気に沸いた高度成長期の日本に居て
その中で確かに活躍されて一国一城の主になられた
のです。
しかし、それは高度成長期という力強い後ろ盾があり
地銀各行が湯水のごとく融資を連発し、それに乗った
ということだけでした。
残念ながら時は戻りません。
この経営者様の意識のズレを修正することが、
もっとも初期段階で重要であり、時間を要するところであります。
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