
削られていく感覚と、20円の重み
転職活動を始めてから、金銭感覚が妙に鋭くなってしまった。
一番それを実感するのは、コンビニのマルチコピー機の前に立つときだ。
履歴書を1枚プリントするのに、20円。
「また書き直しだ……」とため息をつきながらコインを投入する。かつては何気なく使っていた小銭が、今は自分の身を削り出しているような、重い響きを持って聞こえる。
履歴書を一から埋める作業は、これまでの自分を棚卸しする作業でもある。
書けば書くほど、「自分には何ができるんだろう?」という不安が、20円という現実的な数字と一緒に胸に迫ってくるのだ。
「会社」に頼らない生き方がしたい
今回の転職活動を通して、痛感したことがある。
それは、「人生、何が起きるか本当にわからない」
ということだ。
これまでは「どこかの組織に属していれば安心」だと思っていた。
けれど、一歩外に出てみれば、
自分を守れるのは自分の持っている知識とスキルだけ。
* 誰にも奪われない専門知識
* 場所を選ばずに収入を得られるスキル
これらがあれば、たとえコピー代に震える日があっても、もっと前を向いていられるはずだ。
これからは「雇われるための努力」だけでなく、
「自分で生きていくための武器」を
身につけていきたい。
そう強く思うようになった。
【ご褒美】思考を止めて、甘いものに溺れる時間
そんなトゲトゲした気持ちを抱えながら歩いていた駅ナカ。
ふと目に留まったのは、あの甘い香りを漂わせるサーティワンだった。
「20円を惜しんでいるのに、サーティワンなんて贅沢だろうか?」
一瞬迷ったけれど、私はトレイを手に取った。
今は、未来のために脳をフル回転させている時期。自分をメンテナンスするコストも、必要経費だ。
疲れた心に、とろける甘さを。
サーティワンの代表格「ポッピングシャワー」は、口に入れた瞬間にふわっと溶ける食感がたまらない。
転職活動の合間や、自分を少しだけ甘やかしたい夜に。この一口が、明日へのエネルギーに変わる。
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また明日へ
サーティワンを食べ終えて気持ちが変わった。
不思議と、さっきまでの「20円の絶望感」が少しだけ薄れていた。
スキルを磨くことも、自立への道を切り拓くことも、一朝一夕にはいかない。
けれど、今日感じた「自分の力で立ちたい」という気持ちだけは、大切に持っておこうと思う。
明日のコピー代は、未来の自由を手に入れるための投資だ。

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