街コンで出会った男の話。
今回は友人と参加した。
彼は細長かった。
着席型のパーティー。
人数は12対12だった。
条件 20代のみ。
時間は2時間程。
細長い彼と友人を含めて数分話した。
名前はうる覚えだった。
印象に残ったのは細くて背が高かったのみ。
もう少し、彼と話してみたいと思いながら話していると彼からLINE交換を申し出てくれた。
隣にいた友人も一緒にLINE交換した。
街コン後、友人と反省会がてらカフェで1時間ほど一休みした。
細長い彼が気になりLINEをしてみた。
「今日はありがとうございました。」
「こちらこそありがとうございました。」
「今度、細長さんの地区に友人と飲食店に行くのですがどこか美味しい飲食店ありますか？」
「うーん、ないかな」
「わかりました。ありがとうございます。あの、今度よかったら散策しませんか？」
彼は利便性のいい所に住んでいた。
なので美味しいものは知っていると思った。
だが、興味があればLINEは当分続く。
これは明らかに早くLINEを終わらせたいという感じであった
わたしには気がないこともわかった。
勇気を振り絞ってデートのLINEを送るも既読スルー。
返信がくることは永遠になかった。
彼からの返信が途絶えて30分後、今度は友人のスマホが光った。
なんと友人宛に細長い彼からLINEが来たではないか
友人に送ったLINEの内容を見せてもらった
「今日はどうもありがとうございました。まっすぐ家に帰りましたか？」
細長い彼は友人に興味があるよう。
そんなの街コンでは気づかなかった
私に対するLINEと友人に対するLINEが明らかに違うためショックであった。
そんな友人をよそに私は落ち込んだ。
興味ないのはわかっていたが、余計に悲しくなった。
その後、友人とLINEのやりとりは続いたよう。
だが、LINEのテンポややりとりが微妙だったようで
細長い彼とは二度と会うことはなかった。
細長い彼の立場になって考えてみた。
確かに自分の好みではなくて興味のない人だったらLINEも返す気力にはならない。
恋愛はやはり、互いに想い合わないければ成立しない。「恋愛」とは言わないのだ。
今回は細長い彼とはご縁がなかった。
恋愛は片方だけが頑張るものではない。
頑張れば、いつか好きな彼が振り向いてくれる
頑張れば、婚活もうまくいく
今まで私の中でそう感じていた。
だが、大切なのは頑張ることじゃない。
素を出してコミニュケーションをとるということだ。
さぁ、今日はどんな一日なるんだろうか。
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