マッチングアプリでやり取りしていた
電車の車掌 26歳 男性とのことである。
彼の写真を見た。
メガネをかけた
ぽっちゃり男子であった。
当時、私は25歳。
恋愛経験ない友人もついに
彼氏ができたり。
友人が結婚をしたり。
などなど、ライフイベントが
盛りだくさんであった。
周りの友人が変わっていくため焦りに焦った。
とりあえず、彼氏を見つけるためにと
マッチングアプリで複数の男性と
やり取りをしていた。
その中の彼は1人であった。
彼は契約社員として
車掌をしているよう。
もしも、彼と付き合ったら
経済的な面で
不安であると感じた。
20代からの交際となると
結婚から先のことを
考えてしまう。
学生時代ならば先のことを
考えずに交際が
できるが社会人になると違う。
この先彼と
仮に恋愛結婚としたら
どんな未来が待っているの
だろうか。
結婚して金銭面で苦労した友人を
見てきたのもあり、
経済力は重視していた。
しかし、
彼とLINEをしていて
別に嫌な思いをしなかったので
やりとりをなんとなく
続けることにした。
出会いとはどこであるか
わからない。
もしかしたら、
彼の友人の中に
すっごい経済力がある人が
いるかもしれない
などなど色々考えながら
LINEを続けて1ヶ月が経った。
LINEしている中で
私と彼の共通の趣味が
見つかった
共通の趣味で
盛り上がり会う約束をした。
初対面当時。
デートの準備をしていると
母が目の前に現れた。
「マッチングアプリで出会った人と会ってくる」
私がいうと母が止めた。
「やめなさい！」
そうして、はっと目が覚めた。
彼とはLINEでやり取りして
楽しかったけど
どうもその先を
想像できない。
私の中でやはり
互いの経済力が
どうしても引っかかる。
共に生活をして行く中で
経済力は一番譲れない部分だと
気づかされた。
だが、
本当に好きであれば
親を無視して行くが
それほど会いたいとも欲が
出なかった。
数分悩んで考えた結果であった。
やはり、焦るのは良くない。
焦れば焦るほど
周りが見えなくなる
申し訳なかったが
彼にはメッセージで
断りを入れた。
それから連絡がなくなり
彼とは音信不通になった。
婚活というのは
心に余裕がなければならないと
感じた一日であった。
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