マッチングアプリで出会った
船の船長 27歳の話である。
彼は少し小さく
肌は日焼けで毛穴が
開き気味であった。
地元が近いと
メッセージのやりとりで
わかり会ってみることにした。
彼は陸にいる期間は年に10日くらいで
残りの354日は海にいるとのこと
私は結婚後、旦那が365日家に
こもっているのは嫌なタイプなので
条件的にはちょうどいい。
彼は久しぶりに陸に
上がり新鮮な様子で
都会の待ち合わせ場所に現れた。
「久しぶりに来たけど、こんなに綺麗な場所になったんだ。」
終始喜んでいた。
心はピュアなんであろう。
彼は陸にいる間に
楽しもうと
あれこれ提案してきた
「ハトバスツアーどうですか？」
「お台場で映画でもどうですか？」
初めて会った人とハトバスとは
気が重い。
仮に2人で隣合わせに座り
1日、何を話したらいいのだろう
と想像が出来なかったため却下した
お台場も同じである。
昼間であったが
そういう気分でもないため
却下した
最初は2、3時間で話すだけで十分だ。
そうして、彼と昼食を食べ
ウォーキングしながら話した。
彼は仕事を誇りに思っていた。
めったに陸に上がれないことも
不満に思わず、船の魅力に
ついて語った。
私は隣で聞きながら歩きすぎたのか
疲れた。
そうして、トイレで休憩をした。
トイレから出てくると
彼は誰かと電話していた。
中々電話を切らずに
ウロウロしながら
話している。
電話が終わり、また
仕事の話をはじめた。
「さっき、仕事のレポート提出の件で電話があって
さ〜。」
海の世界は
大変らしい。
だが、急ぎの用ではないなら
陸にいる時に電話は
不用な気がするが
仕事に対する愛を人一倍
感じた。
しかしだ。
電話のタイミングというのも
ある。
デートしている時に
電話しなくてもいいのではないか？
別に今ってわけでもないし。
仕事している俺かっこいいだろと
アピールしていた。
デート後に電話をすれば
いい話だ。
彼は誇らしげに
またもや船の魅力を
鼻の穴を広げて話した。
あまり記憶に残らなかった話が
ほとんどであった。
そうして、2時間で
デートは終わった。
その後、彼は
また長い海の生活に戻り
音信不通となった。
彼は今どうしているのかは
不明である。
仕事をしている姿はどの男性もかっこいい。
しかし、デート場まで仕事を持ち込むのは
いかがなものかと感じた。
人の価値観はそれぞれである。
自分の価値観を人に押し付けては
ならない。
しかし、かと言って我慢するのは
よくない。
自分や相手の価値観がどこまで
許容範囲か考えた。
プライベートと仕事をきっちりと
分けられる人と出会いたいと
わかった日であった。
髪から身体まで全身に使える
ネイチャーリパブリックのアロエベラを
愛用
肌が弱くてどのボディーミルクも
合わなかったが、ようやく自分の肌に合うものに
出会えた
暑い夏にはひんやりとしたアロエベラが
とても心地よい
今なら一個購入するともう一つついてくる
楽天ルーム始めました♡
