マッチングアプリで出会った
28歳 技術職の男性である。

どうも私は理系の男性にご縁があるようだ。

この男性は有名大学で
将来有望かと思われた。

彼は本名でマッチングアプリに登録しており
1つのプロフィールに同じ顔の写真が複数あった。
当然、偽り人物ではないだろうと安心して
メッセージを数ヶ月やりとりをした。
そうして、メッセージが盛り上がり
会うことになった。

カフェで待ち合わせることにした。

私はマッチングアプリで
可愛く見えるようにと
写真の写り方やアプリでの
自然な加工方法を
ネットで勉強して実践をしていた。

若干アプリで顔を細くしたり
肌を透明感溢れている風に加工して
どうにか「いいね!」をつけられるように
日々加工技術をつけて進化させていたウインク
 
コーヒーの看板の前にいた彼に声をかけると
彼は私がマッチングアプリの
写真と違い少し驚いている
ようであった。

なんだ。写真のイメージと違うじゃないか

彼の心の声が顔からにじみ出ていた。

すまない。
私も結婚相手を見つけるために
励んでいる。
どうしても男性から
選ばれたかった。

選べるためには
少しでも可愛く見られるように
写真を加工したんだよ。

この日のためにジムにも
毎日通い身体を絞って
きた。

心の中でつぶやいた。


私の想像していた彼とは違い
少しぽっちゃりで小さめであった。

短髪で真面目そうであった。


そうして、互いに写真と違うと違和感を
感じながらカフェで1時間程話すことになった。


彼の会社は有名企業らしいおねがい

僕は有名企業に勤めていて

同じセリフを何回聞いたのだろうか。
メッセージを含めて10回以上は
聞いた気がする。
カフェでも何回も彼は誇らしげに
有名企業に勤めていることを
言っていた真顔

しかし、複数回も発言するほど
自分の会社に愛があったのにも関わらず
近々独立をするとのこと。
話を聞けば怪しいセミナーなどにも
参加をしているよう。

この時、私は会社を辞めても
月々生きてける生活費を稼ぐために
稼ぐ力を身につけていきたいと
考えていた。

なので彼にその話をした。
すると、先程までは
私の話なんて
興味を示していなかったのに
急に目の色が変わったポーン

さっきまでとは
人が変わったように別人になった。

そうして、マルチ勧誘っぽい
内容を匂わせてきた。

尊敬出来る人がいるんだ。
みおさんていうんだけど
今度会わせてあげようか?

そうして、みささんという人物の
魅力について長々と語り始めた。

みおさんはね、すごい人なんだよ

みささんのことを尊敬してるのは
わかった。 

どこかで同じようなことを
聞いたことがあるようなと
思い出した。

この男も同じであった。

このカフェでの時間は
みささんの魅力の話が
8割で残りの2割は
圧迫面接のような質問であった。

好きになる人はどういう人?

話しても先ほどの
みささんの話ほどは盛り上がらずチーン


コーヒーしか飲んでいないのに
何か歯に詰まったようで
素手で歯を触り始めたゲッソリ


今日この場になぜ私は
来てしまったのだろうと
後悔して、終わった。

その後、彼とは
音信不通になった。

マッチングアプリのメッセージ履歴に
彼が出ていたのでまだ続けているよう。


有望な男と目先だけに囚われては
いけないと感じた日であった。



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